湖南省張家界市武陵源區(qū)の向王定制無形文化遺産生産保護展示基地で5日、銀細工職人の楊昌干さんが、朝早くから、注文があったオーダーメイドの銀の壺を製作していた。1986年に貴州省で生まれた楊さんは子供の頃から、伝統(tǒng)的な銀細工の製作に興味を抱いていたという。2010年に大學を卒業(yè)した楊さんは、國家級無形文化遺産の苗(ミャオ)族の銀細工職人?楊光賓さんに弟子入り。そして15年から、向王定制無形文化遺産生産保護展示基地で銀細工の製作に攜わるようになり、現(xiàn)地の観光市場の需要に合わせて、銀製茶壺の関連商品を主に開発してきた。中國新聞網(wǎng)が報じた。
ここ數(shù)年、楊さんが丹精に作り上げた様々な銀製茶壺が現(xiàn)地の無形文化遺産関連の商品の代名詞となっており、その商品を求めに米國やイタリア、タイなど20ヶ國?地域以上から客がやって來るという。楊さんによると、銀製茶壺を作る工程は複雑で、一般的なデザインの銀製茶壺を1個作る場合でも、通常10-15日間もかかるという。材料の選定から、カット、磨きなど、100工程近い手順を経る必要があり、銀を打つ作業(yè)だけでも千回以上打たなければならない。なかには銀製茶壺に特殊な柄やデザインを依頼する客もおり、そうなるとさらに難度が上がり、時間がかかるという。しかし、楊さんは、「銀製茶壺の一つ一つが伝統(tǒng)工蕓の技を體現(xiàn)しており、そして生活の質(zhì)をも表現(xiàn)するものだ」とし、今後の目標について、「無形文化遺産である銀細工職人の技術を継承することができれば、この一生に悔いはない」としている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年9月10日
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