「粵港澳大灣區(qū)」（広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門＜マカオ＞両特別行政區(qū)によって構(gòu)成される都市クラスター）の建設(shè)過程における司法協(xié)力について、岑院長は「粵港澳大灣區(qū)は1つの國、2種類の制度、3種類の法體系に関わる。このため粵港澳大灣區(qū)內(nèi)での司法協(xié)力は大変必要だ。復(fù)帰以降、澳門と內(nèi)陸部は民事?商事面の取り決め3件に相次いで調(diào)印し、內(nèi)陸部と澳門の間に比較的整った民事?商事司法協(xié)力の法的枠組を構(gòu)築した。これは間違いなく粵港澳大灣區(qū)の建設(shè)に重要な役割を果す」「大灣區(qū)內(nèi)の司法協(xié)力の効率をさらに高めるため、今年澳門特區(qū)は最高人民法院と『司法文書の送達(dá)と調(diào)査?証拠収集の相互委託』の取り決めを改定した。內(nèi)陸部と澳門の間に司法協(xié)力ネットワーク?プラットフォームを構(gòu)築し、ネットワークを通じて司法文書と証拠資料を伝えることで、澳門と內(nèi)陸部の裁判所との間、特に大灣區(qū)各都市の裁判所との間の司法協(xié)力の効率を高めることが、その重點だ」と述べた。

岑院長は「澳門特區(qū)の裁判所は內(nèi)陸部との司法交流を非常に重視している。敦煌から曲阜まで、延安から遵義まで、井崗山から西柏坡まで、毎年我々の裁判官は1週間から10日間かけて內(nèi)陸部を視察訪問し、國家の歴史と文化、新中國発展の道を理解する。大変有意義で、みな得るものが多大だったと語る」と述べた。

今後について岑院長は「私と私のチームは管轄権制度の改革、法制度の整備、評価制度の改革、司法官研修の強化、ハード面の施設(shè)の改善などで引き続き努力し、澳門の司法體系が公正性と効率性をより良く體現(xiàn)し、市民の訴えと社會の変化により良く応じられるようにする」と述べた。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年12月12日