(3)「愛國?愛澳」が澳門の基本的価値観となった。澳門の「愛國?愛澳」の社會的?政治的基礎(chǔ)は誘導(dǎo)方向の鮮明な愛國主義教育に由來する。澳門特別行政區(qū)は発足當(dāng)初から、全社會で國家?民族観を堅固に確立することを非常に重視してきた。何厚鏵初代行政長官は初の施政報告で、旗幟鮮明に「愛國主義教育と公民意識教育の推進(jìn)強(qiáng)化」を施政目標(biāo)に盛り込んだ。家庭から學(xué)校やコミュニティーまで、様々な形式で、深く幅広く「愛國?愛澳」教育が繰り広げられている。
(4)澳門特區(qū)政府が常に民生改善を澳門経済発展の根本的目標(biāo)とし、民生という最大の政治をしっかりと押さえてきた。歳入が増加すると、政府は民生向上のための予算を大幅に増やした?!脯F(xiàn)金分享」(定額給付金)、「養(yǎng)老金」(年金)、無償醫(yī)療、15年の長きに及ぶ無償教育、良好な福祉によって、民衆(zhòng)は將來の不安がなくなり、政治的?社會的安定という今日の良好な狀況がもたらされた。
今年2月に「粵港澳大灣區(qū)発展計畫綱要」が打ち出された。呉氏は「澳門は小さいが、『粵港澳大灣區(qū)』(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政區(qū)によって構(gòu)成される都市クラスター)建設(shè)に參加し、國家発展の大局に融け込むことで巨大な舞臺と発展空間を得られ、中國と西洋の文化が合流する歴史?文化的優(yōu)位性をより良く體現(xiàn)し、『一國二制度』の制度的優(yōu)位性をより良く発揮することができる」と語る?!富浉郯拇鬄硡^(qū)発展計畫綱要」における澳門の位置付けは「中華文化を主流とし、多元的文化が共存する交流?協(xié)力拠點(diǎn)を建設(shè)する」というものだ。多元的文化の共生?共存?共栄という澳門の経験が掘り起こし、全世界に広める価値のあるものであることは確かだ。社會?民生と都市管理の面でも、澳門には輸出できる経験が多くある。
「澳門は発展する中でもいくつかの問題に遭遇する。こうした問題の解決は『一國二制度』と切り離せず、いずれも一段と積極的に大灣區(qū)に融け込み、國家発展の大局に融け込むことで解決する必要がある」と呉氏は語る。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年12月13日