中國共産黨中央委員會はこのほど、蔣超良湖北省黨委員會書記（常務(wù)委員、委員）を解任し、後任に応勇氏を任命したことを決定した。同時に、馬國強武漢市黨委員會書記を解任し、後任に王忠林氏を任命したことも決定した。中國新聞社が伝えた。

王賀勝氏を湖北省黨委員會常務(wù)委員に任命してからわずか數(shù)日で、中國共産黨中央委員會は再び湖北省黨委員會上層部の人事調(diào)整を行った。

中共中央政治局常務(wù)委員會は前日の會議で、新型コロナウイルスの感染による肺炎の狀況を分析し、感染阻止の取り組みの強化について検討した。會議は各レベルの黨委員會、政府及び指導(dǎo)幹部に対して「責(zé)任を擔(dān)い、試練に耐え、責(zé)任を引き受ける勇気を持つとともに、科學(xué)的に感染を阻止する知恵も備え、全體計畫と各方面への配慮を両立させるとともに、組織し実施する能力も備え、しっかりと力を入れて取り組みを?qū)g行に移す」よう特に指示した。

南開大學(xué)の常健教授は中國新聞社の取材に「中共中央が応勇、王忠林の両氏をそれぞれ湖北省と武漢市の主要指導(dǎo)者に就任させたのは、全面的な考慮を基礎(chǔ)に、大局と湖北省の取り組みの実狀の観點から行った人事であり、特殊な時期の『鍵を握る』決定であり、湖北省と武漢市の新型肺炎対策の『指導(dǎo)力』を強化する助けとなる」と指摘した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年2月14日