米側(cè)がこのほど「2018年チベット相互入國法」の施行を発表し、中國の政府及び関係する高官へのビザ発給を制限するとしたことについて、外交部(外務(wù)省)の趙立堅報道官は8日の定例記者會見で、斷固たる反対を表明し、米側(cè)の間違った行為を念頭に、チベット問題で悪辣な行動を取った米國人に対してビザの発給を制限することを決定したと明らかにした。
趙報道官は「中國側(cè)は米側(cè)に対して、チベット問題を利用した中國への內(nèi)政干渉を直ちに止めるよう促す。中米関係及び両國間の交流と協(xié)力をさらに損なわぬよう、誤った道を突き進(jìn)んではならない」と指摘。
「米側(cè)のいわゆる『2018年チベット相互入國法案』に関して、中國側(cè)はすでに繰り返し厳正な立場を表明している。チベットの事は完全に中國の內(nèi)政であり、いかなる外部勢力の干渉も許さない」と述べた。
また「中國は対外開放政策を遂行している。チベットは開かれたチベットであり、外國人のチベット入境を制限するいかなる規(guī)定も定めたことはない。チベットは毎年、外國からの観光客や各界の人々を數(shù)多く受け入れている。概算統(tǒng)計では、2015年から2018年までに、チベット側(cè)は公務(wù)、観光、ビジネスなどを行う外國からの友人を延べ17萬6000人近く受け入れた。そのうち観光客は延べ17萬5000人近く、外交官は延べ約500人、記者は延べ343人だ」と説明した。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年7月9日