王毅國務(wù)委員兼外交部長（外相）は3日夜に行われたG20外相臨時テレビ會議に北京で出席した際、「人や物の國境を越えた移動の円滑化イニシアティブ」を各國と連攜して発起し、推進(jìn)したい考えを表明した。新華社が伝えた。

王部長は「今回の外相會議で人的往來と國境管理について重點(diǎn)的に議論するのは非常に必要かつタイムリーな事だ。各國は防疫面の安全を前提條件に、人的往來を段階的に拡大し、既存の二國間ルートを多國間ネットワークに格上げするべきだ。感染狀況の通知を強(qiáng)化し、リモートPCR検査を?qū)g施し、検査結(jié)果と健康狀態(tài)証明用QRコードを相互承認(rèn)するべきだ。物品の『グリーン?チャンネル』を設(shè)け、通関効率を高め、産業(yè)チェーンとサプライチェーンをスムーズにし、重要な醫(yī)療物資?製品に対するゼロ関稅の実行可能性を検討するべきだ」と指摘。

「こうした協(xié)力を促進(jìn)するため、中國側(cè)は各國と連攜して『人や物の國境を越えた移動の円滑化イニシアティブ』を発起したい。中國側(cè)は近く國境管理と人的往來の円滑化に関するシンポジウムを開催すること、各國が擔(dān)當(dāng)當(dāng)局を決めて、連攜を確立し、意思疎通と調(diào)整を強(qiáng)化し、専門の協(xié)力プラットフォームを立ち上げ、二國間及び地域の人や物の円滑化に関する様々な取り決めのネットワーク化の推進(jìn)に努力することを提言する。G20メンバーの積極的な參加を歓迎する」と述べた。

また「G20は世界の主要なエコノミーであり、世界経済全體の85％、貿(mào)易全體の80％以上を占め、互いに主要な経済?貿(mào)易パートナーだ。G20メンバーがこの分野で率先して行動し、協(xié)力を強(qiáng)化することができれば、我々自身の成長回復(fù)に資するだけでなく、世界経済の回復(fù)と再建に対しても重要な先導(dǎo)的役割を果たすことができる」と述べた。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年9月4日