テレビ會議形式で開催されるASEAN関連首脳會議への李克強総理の出席について、外交部(外務(wù)?。─瘟_照輝外交副部長(外務(wù)次官)は國內(nèi)外プレス向けブリーフィングで次のように説明した。
李克強総理によるASEAN関連首脳會議への出席は中國にとって、中國共産黨第19期中央委員會第5回全體會議(五中全會)後に近隣諸國に目を向けて行う重要な多國間外交活動だ。今回のASEAN関連首脳會議は特殊な背景があり、特殊なタイミングで行われ、特殊な意義を持つ。世界的に新型コロナウイルスへの感染が急速に拡大し、一國主義と覇権行為が橫行している。中國は東アジア地域協(xié)力の重要な一員として、新型コロナとの闘いと経済の回復(fù)的成長の雙方でリードしている。こうした中、今回の會議は対外的に以下の重要なメッセージを発するべきだ。
(1)自信を下支えし、団結(jié)を強化する。団結(jié)?協(xié)力してこそ、感染防止?抑制が可能となる。
(2)新型コロナとの闘いにおける?yún)f(xié)力を深める。新型コロナの感染拡大以來、中國は地域の國々と同舟相救い、支え合ってきた。各國は公衆(zhòng)衛(wèi)生分野の協(xié)力をさらに深めるべきだ。
(3)経済発展に焦點を合わせる。経済のグローバル化、貿(mào)易の自由化、そして地域協(xié)力は新型コロナと共に闘い、経済回復(fù)を促進(jìn)し、サプライチェーンと産業(yè)チェーンを安定化させるうえで極めて重要だ。中國側(cè)は地域の國々と人や商品の移動の「ファスト?トラック」及び「グリーン?チャンネル」ネットワークを構(gòu)築して、企業(yè)活動の再開に助力し、経済回復(fù)を先導(dǎo)したい。
(4)地域協(xié)力の方向を把握し、溝を適切に対処する。各國は斷固として多國間主義を堅持し、ASEANの中心的地位を堅持し、協(xié)議を通じた合意形成を堅持し、二國間の溝を多國間などの重要原則に持ち込まず、手を攜えて南中國海の平和と安定を維持するべきだ。
中國の新たな発展構(gòu)造の構(gòu)築はまず近隣諸國に恩恵をもたらす。今回のASEANプラス1(中國)首脳會議で、中國側(cè)は経済成長の回復(fù)、新型コロナとの闘いにおける?yún)f(xié)力の深化、中國ASEAN関係の質(zhì)的向上と高度化の推進(jìn)などについて20件近くの協(xié)力イニシアティブと実務(wù)措置を打ち出し、より緊密な中國ASEAN運命共同體を構(gòu)築する。ASEANプラス3(中日韓)は東アジア協(xié)力の主要チャンネルだ。中國側(cè)はASEANプラス3の枠組みで各國と共に努力し、オープンかつスムーズな地域産業(yè)チェーン?サプライチェーンを維持し、新型コロナとの闘いにおける世界の協(xié)力を東アジアがリードする後押しをし、世界及び地域経済の回復(fù)と持続可能な発展に助力したい。中國側(cè)は各國と共に、東アジアサミットの將來の発展について踏み込んだ意見交換をし、サミットが現(xiàn)在の位置づけを堅持することを支持し、政治的安全分野の協(xié)力と社會?経済発展をバランスよく推進(jìn)し、東アジアとアジア太平洋に焦點を合わせたい。中國側(cè)はASEAN関連首脳會議の會期中に域內(nèi)包括的経済連攜(RCEP)に予定通り調(diào)印することを期待している。これは多國間主義と自由貿(mào)易を支持し、経済?貿(mào)易的結(jié)びつきをさらに深めるという地域の國々の積極的意欲を存分に示すものとなる。ASEANビジネス投資サミット(ABIS)で、中國側(cè)は自由貿(mào)易と多國間主義の旗を高く掲げ、貿(mào)易?投資協(xié)力の強化、地域の産業(yè)チェーン?サプライチェーン協(xié)力の実施、地域経済統(tǒng)合の深化などについて一連の重要な主張を示す。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年11月12日