世界保健機(jī)関（WHO）の結(jié)核?エイズ対策親善大使を務(wù)める習(xí)近平國家主席の彭麗媛夫人は7日、テレビ會議形式で行われたWHOの「エイズ患者の結(jié)核による死の撲滅」をテーマにした會議の開幕式でスピーチを行った。新華社が伝えた。

彭夫人は、「近年、國際社會の共同努力の下、世界のエイズや結(jié)核の予防と治療の取り組みは著しい成果を収めている。すでに中國はエイズ?結(jié)核対策機(jī)関の協(xié)力メカニズムを段階的に構(gòu)築し、エイズの流行を低い水準(zhǔn)に抑え続け、ここ20年間で結(jié)核の発癥率を40％以上、死亡率を70％以上下げた。こうした成果は、中國政府が強(qiáng)く重視し、醫(yī)療従事者がたゆまず努力し、無數(shù)のボランティアが黙々と奉仕したことによって得られたものだ」と指摘。

また、彭夫人は「大きな愛に境界はなく、広い道に果てはない。私は多くの感動的な物語を目にしてきた。李暁丹さんはエイズのレッドリボン?ボランティア活動を一生の事業(yè)とし、HIVの影響を受けた子供たちとボランティアは『いつまでも共に在る』との信念を行動によって示し、『互いの人生における肉親』のような存在となった。徐興華さんは自らの結(jié)核が治癒するとボランティアとなり、結(jié)核の予防?治療の知識を他の患者たちと分かち合い、新型コロナウイルスの感染が拡大していた期間でも、1人の結(jié)核患者の治療も中斷されないようにした。私は彼らと同じようにエイズや結(jié)核の予防と治療のために黙々と奉仕している関係者やボランティアに心から敬意を表する」とした。

彭夫人はさらに、「重大な感染癥は人類共通の試練であり、エイズと結(jié)核の脅威を取り除くことは我々共通の願いだ。現(xiàn)在もなお新型コロナウイルス感染癥が世界中で蔓延し、エイズや結(jié)核の予防と治療にさらに多くの試練をもたらしている。我々は共に努力し、愛のために守り、力の限り前進(jìn)する必要がある。私は各國?各界の関係者に対して、手を攜えて、積極的に行動し、エイズや結(jié)核の予防と治療の取り組みを強(qiáng)化して、その成果が人類の健康により多く恩恵をもたらすようにし、人類衛(wèi)生健康共同體の構(gòu)築のために努力するよう呼びかける」とした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年6月8日