習近平中共中央総書記(國家主席、中央軍事委員會主席)は6日午後、全國政協(xié)第13期第5回會議の農業(yè)界と社會福祉?社會保障界の委員による合同グループ會議に參加し、意見や提案に耳を傾けた。新華社が伝えた。
習総書記は「農村振興戦略の実施においては、食糧を始めとする重要農産物の供給確保を最重要課題とし、農業(yè)の総合生産力の向上をより重要な位置に據えなければならない。社會保障事業(yè)の質の高い発展の推進に力を入れ続け、社會保障のセーフティネットをしっかりと構築して、人々の生活の安定を下支えする必要がある」と指摘。
「食糧安全保障は『國之大者』(黨と國家の前途命運、中華民族の偉大な復興、人民の幸福と安寧、社會の長期的安定等に関わる、國家にとって大事なもの)だ。困難な努力を経て、我が國は世界の9%の耕地、6%の淡水資源で、世界の5分の1近くの人口を養(yǎng)えるようになり、4億人が食べることに困っていたかつての狀態(tài)から、14億人以上が食べることに困らない今日の狀態(tài)になり、『誰が中國を養(yǎng)うのか?』との問いに力強い答えを示した。この成果は苦労して手に入れたものであり、引き続き確固たるものにし、拡大していく必要がある。食糧安全保障の問題においてはいささかも気を緩めて油斷することがあってはならず、『工業(yè)化すれば食糧の問題はどうでもよくなる』などと考えてはならず、國際市場頼みの解決を期待することがあってもならない。問題が起きる前に対策を講じ、常にしっかりと食糧安全保障に取り組み、常に自國主體、國內立腳、生産力確保、適度の輸入、科學技術の支えを堅持する必要がある」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年3月7日