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日本の防衛(wèi)政策の行方

人民網日本語版 2022年08月22日14:42

日本メディアの報道によると、日本の岸田文雄首相(自民黨総裁)は8月10日、內閣改造と自民黨役員人事を同時に行った。今回の內閣改造についてアナリストは、防衛(wèi)大臣など複數(shù)の閣僚の交代は、日本の防衛(wèi)政策が変化し、安倍氏の殘した漸進式の防衛(wèi)政策が変更される前觸れかもしれないと指摘する。(文:文威入。中國國防報掲載)

■戦後秩序脫卻の野心は捨てず

アナリストによると、日本は近年絶えず「小走り」で戦後秩序からの脫卻を企てるとともに、自主的軍事力の構築を試みてきた。

日本は米國の戦略と一體化した防衛(wèi)戦略の策定を加速して、米國との軍事同盟協(xié)力をさらに強化してきた。日本は年內に、「國家安全保障戦略」「防衛(wèi)計畫の大綱」「中期防衛(wèi)力整備計畫」という外交?安全保障分野の三大戦略的文書の見直しを行う計畫だ。これは岸田首相にとって、安全保障分野における自らの判斷、戦略的意図、政治的要求を法理化する重要なステップだ。米國との軍事同盟関係の強化、防衛(wèi)費の大幅な増額、攻撃的武力の発展などが、これらに具體的に盛り込まれることになる。

日本はまた、再「軍事力掌握」への國內世論の支持を取り付けるため、絶えず外的脅威を誇張してきた。岸田首相は內閣改造當日の記者會見で、日本の置かれた「安全保障環(huán)境は厳しさを増している」として、「5年以內に防衛(wèi)力を抜本的に強化する」方針を重ねて表明した。日本が次の段階として、「周辺事態(tài)への対処における自主権の獲得」を口実に、憲法改正の世論を醸成し、改憲のための環(huán)境を整える可能性も排除できない。

先般実施された第26回參議院議員選挙で、連立政権を組む自民黨と公明黨が過半數(shù)の議席を獲得したことに注目する必要がある。これに非改選の70議席を加えると、參議院での連立政権の議席は146議席に達する。改憲勢力が3分の2以上の議席を獲得したことで、改憲発議の要件はすでに満たされた。

全體的に見ると、今回の內閣改造にはポスト安倍時代の政権スタイルが具體的に表れている。今後、岸田防衛(wèi)體制の行方がどうなるのか、米國追隨をさらに強めるのか、なお観察が必要だ。(編集NA)

「人民網日本語版」2022年8月22日

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