ナビゲーションソフトを開けば、ルートが一目瞭然になり、さらにソフトがリアルタイムで道路狀況を分析して、所要時(shí)間も予想してくれる。ECプラットフォームで服を買う時(shí)、オンライン試著機(jī)能を使えば、コーディネートの善し悪しを直観的に確かめることができる。家でくつろいでいる時(shí)、外に出なくても博物館を「クラウド見學(xué)」すれば、貴重な文化財(cái)を鑑賞することができる……多くの中國人にとって、こうした場(chǎng)面は今やすっかり日常生活の一部になった。
中國のデジタル経済の規(guī)模は2012年の11兆元(1元は約20.5円)から2021年の45兆5千億元に増加し、デジタル産業(yè)化の基礎(chǔ)がよりしっかりと踏み固められ、産業(yè)デジタル化の歩みが加速し続けている。
2022年7月22日、第5回デジタル中國建設(shè)成果展覧會(huì)の科大訊飛の展示ブースでロボットと碁を打つ子ども。(撮影?陳彬。畫像提供は人民図片)
この10年に、デジタル化が暮らしをより便利にしている。12年から21年までの間に、中國のインターネット普及率は42.1%から73%に上昇し、すべての地級(jí)市(省と県の中間にある行政単位)が光ファイバー都市を全面的に建設(shè)し、行政村と貧困を脫卻した村のブロードバンド開通率は100%に達(dá)した。今年7月末現(xiàn)在、中國の5G移動(dòng)電話ユーザーは4億7500萬人に達(dá)し、世界最大規(guī)模の5Gネットワークが建設(shè)された。デジタルインフラが整ったことで飛躍的発展が実現(xiàn)し、シェアリングエコノミー、ネット小売、モバイル決済などの新技術(shù)?新業(yè)態(tài)?新モデルが次々に登場(chǎng)し、デジタル中國建設(shè)の実り多い成果が社會(huì)や暮らしのあらゆる面をカバーしている。今や、都市のコミュニティでは、コード読み取りによる料理の注文や顔認(rèn)証決済が市民に新しい體験をもたらし、スマート駐車場(chǎng)、顔認(rèn)証による団地の出入り、ごみのスマート分別回収が日常生活に便利さをもたらしている。広大な農(nóng)村では、ECのライブコマースを利用して、陜西省商洛市柞水県のキクラゲや山西省大同市の黃花菜などの農(nóng)産物が外部へ販路を広げ、デジタル化技術(shù)を背景に、従來の農(nóng)業(yè)がスマート農(nóng)業(yè)への転換を加速させている。
この10年に、デジタルによる便利で、利益や恩恵をもたらすサービスの普及が加速した。デジタル技術(shù)を利用して、オンライン化と遠(yuǎn)隔化をはじめとする新型サービスモデルが日増しに普及している。海南省では、市?県の病院18ヶ所、郷?鎮(zhèn)の衛(wèi)生院340ヶ所、村の衛(wèi)生室2700ヶ所が5G遠(yuǎn)隔醫(yī)療設(shè)備を配置し、患者の診察にかかる時(shí)間が平均3-5時(shí)間短縮され、診察の効率が30%上昇した。福建省福州市鼓嶺観光レジャーエリアでは、5Gネットワークがすべての景勝地をカバーし、5Gで可視化された総合管理プラットフォーム、民泊監(jiān)督管理システムなど「5G+スマート観光」プロジェクトが応用され、観光レジャーエリアの観光客數(shù)が13%増加した。江西省撫州市では、1本のネットワークケーブルが都市と農(nóng)村の教室をつなぎ、村の子どもたちも都市の優(yōu)れた教育資源を享受できるようになっている。今日の中國には、世界最大規(guī)模のオンライン教育プラットフォームと全國統(tǒng)一の醫(yī)療保険情報(bào)プラットフォームが構(gòu)築され、遠(yuǎn)隔醫(yī)療は全國の県?區(qū)の90%以上をカバーしている。この10年に、デジタル技術(shù)が都市?農(nóng)村間、地域間の優(yōu)れた社會(huì)サービス資源の配置のアンバランスの問題を解決するための重要なサポートを提供している。
2022年7月18日、福建省福州市の倉山影劇院にあるエレクトロニック?スポーツ(eスポーツ)雙方向體験コーナーで、カヌーを體験する市民。(撮影?謝貴明。畫像提供は人民図片)
この10年、デジタル政府のガバナンスサービスの機(jī)能が大きく向上した。デジタル政府はデジタル中國の重要な構(gòu)成要素だ。デジタル技術(shù)を政府の管理サービスに幅広く応用することは、ガバナンスシステムとガバナンス能力の近代化を推進(jìn)するための有効な措置で、政務(wù)サービスに対する人々のますます高まる要求によりよく応えるための必然的な選択でもある?,F(xiàn)在の狀況を見ると、「掌の上で手続きできるサービス」、「指先で手続きできるサービス」が各地の政務(wù)サービスの標(biāo)準(zhǔn)裝備となり、「1つのネットで一括手続き」、「エリアが変わっても手続き可能」が今や現(xiàn)実のものになり、省レベルの行政認(rèn)可項(xiàng)目の90%近くはオンラインでの受理と「実際に窓口に行くのは最多で1回」が実現(xiàn)し、認(rèn)可を受けるまでの期間が平均で半分以上短縮された。國際連合の電子政府に関する調(diào)査報(bào)告書によると、中國の電子政府のオンラインサービス指數(shù)は世界9位だという。
デジタル中國建設(shè)が踏み込んで推進(jìn)されるのに伴って、デジタル技術(shù)が幅広く応用されるようになり、デジタルのボーナスを享受する人がますます増えている。
2022年7月8日、安徽移動(dòng)通信有限責(zé)任公司銅陵支社の作業(yè)員が、安徽省銅陵市義安區(qū)胥壩郷にある5G基地局の鉄塔でアンテナを調(diào)整する様子。(撮影?過仕寧。畫像提供は人民図片)
(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年9月19日