中國モルディブ友誼大橋はモルディブ北マレ環(huán)礁にあり、全長2キロメートル。環(huán)礁にあるマレ島、フルレ島、フルマーレ島を結(jié)ぶ。モルディブで最も重要な島嶼連結(jié)プロジェクトだ。2018年8月22日、モルディブの首都マレ島は中國モルディブ友誼大橋によってフルレ島と結(jié)ばれた。（中交集団提供）

ラオスの人々の鉄道の夢は現(xiàn)実のものとなり、カンボジアは「高速道路時代」に入り、モルディブには海を跨ぐ大橋ができ、ベラルーシは自國の乗用車製造業(yè)を持つことができ、アフリカには電車とライトレールの路線が開通した。こうした互恵?ウィンウィンの物語の1つ1つが、共同発展?繁栄を促進する「一帯一路」（the Belt and Road）の共同建設(shè)を生き生きと描寫している。（人民日報コラム「和音」掲載）

2013年秋、習(xí)近平國家主席は「一帯一路」共同建設(shè)イニシアティブを打ち出した。9年間の努力を経て、「一帯一路」の共同建設(shè)は堅実で重みのある成果を挙げた。習(xí)主席は「中國の発展は國際社會のおかげであり、國際社會にさらに多くの公共財を提供することを望んでもいる。私が『一帯一路』イニシアティブを打ち出した主な目的は、中國の発展によるチャンスを沿線諸國と分かち合い、共同繁栄を?qū)g現(xiàn)することにある」と述べた。それから9年の間に、「一帯一路」共同建設(shè)イニシアティブは中國が打ち出したものだが、その機會と成果は世界のものであるとの認識を世界は日増しに深めていった。

「一帯一路」の共同建設(shè)は、世界の開放と協(xié)力を促進し、世界経済ガバナンスを整備するための中國の案であり、國際経済協(xié)力の新たな高みを示すものだ。「一帯一路」の共同建設(shè)は「手を放す」のではなく「手を繋ぐ」ことを堅持し、「壁を築く」のではなく「壁を撤去する」ことを堅持し、政策面の意思疎通、インフラ施設(shè)の連結(jié)、貿(mào)易の円滑化、資金の調(diào)達、民心の通じ合いを推進し続け、開放型世界経済の構(gòu)築に原動力を與え続けるものだ。保護主義が臺頭し、経済のグローバル化が逆風(fēng)に遭う中、中國が自ら進んで対外開放を拡大し、各國と連攜して「一帯一路」を共同建設(shè)していることは、開放と協(xié)力をリードする大國としての姿と責(zé)任感を存分に示すものだ。統(tǒng)計によると、2013年から2021年までの間に、中國と「一帯一路」沿線諸國の累計物品貿(mào)易額は11兆ドル（1ドルは約145.4円）近くに達し、雙方向投資は2300億ドルを超えており、連結(jié)の強化がもたらす発展のチャンスを存分に示している。

「一帯一路」の共同建設(shè)は、共同発展?繁栄を促進し、人類運命共同體の構(gòu)築を後押しする重要な実踐であり、世界の発展の歴史に新たな章を記した。新型コロナウイルス感染癥のパンデミックが発生した後、各國は互いに見守り助け合い、共に困難を克服して、「一帯一路」共同建設(shè)の継続的前進を後押しし、國際社會に自信と力を伝え、新型コロナとの闘いにおける世界の協(xié)力と経済回復(fù)に重要な貢獻を果たした。今や「一帯一路」共同建設(shè)イニシアティブの核心的理念が國連、G20、アジア太平洋経済協(xié)力會議（APEC）、上海協(xié)力機構(gòu)（SCO）などの國際組織や多國間機関の重要文書に盛り込まれていることは、同イニシアティブが協(xié)力のコンセンサスを形成する國際公共財であることを十分に物語っている。

デジタルシルクロード、イノベーションシルクロード、グリーンシルクロード、健康シルクロードと、「一帯一路」共同建設(shè)協(xié)力は絶えず拡充され、互恵的協(xié)力の活力を放ち続けている。「一帯一路」共同建設(shè)の枠組みで、多數(shù)のプロジェクトが実行に移され、それにより恩恵を受ける共同建設(shè)參加國の人々が増えている。中國は共同建設(shè)參加國と50余りの「一帯一路」共同研究室の設(shè)置に著手し、自國內(nèi)での「製造」や「スマート製造」が実現(xiàn)し始めた國々が少なくない。「一帯一路」共同建設(shè)は発展という最大の公約數(shù)をしっかりと押さえ、著実な行動によって、より素晴らしい未來の創(chuàng)造に助力している。國際関係者は、「一帯一路」の共同建設(shè)は中國が人類運命共同體の構(gòu)築を後押しするための具體的な行動であり、人類が共同発展?繁栄へと向かうための重大な貢獻であると考えている。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年10月11日