中國外交部(外務(wù)?。─?8日の定例記者會見で、汪文斌報道官がウクライナ問題に関する質(zhì)問に答えた。
【記者】中國は27日、國連安保理で、ウクライナ東部の住民投票問題を受けて、ウクライナの領(lǐng)土的一體性は尊重されるべきだと表明したが、なぜもっと明確にロシアを非難しないのか。これは、特に臺灣地區(qū)など外部の分離獨(dú)立主義者に誤ったシグナルを送ることになるのではないか。
【汪報道官】ウクライナ問題における中國の立場は一貫した、明確なものだ。我々は常に、各國の主権及び領(lǐng)土的一體性はいずれも尊重されるべきであり、國連憲章の趣旨と原則はいずれも遵守されるべきであり、各國の安全保障上の合理的な懸念はいずれも重視されるべきであり、危機(jī)の平和的解決に資する全ての努力は支持されるべきであると主張している。
責(zé)任ある大國として、中國は一貫して和平交渉の促進(jìn)に盡力しており、手をこまねいて傍観せず、火に油を注ぐこともせず、ましてや機(jī)に乗じて利益を図ることはない。
言及された問題についてだが、臺灣地區(qū)は中國の領(lǐng)土の不可分の一部であり、臺灣問題は完全に中國の內(nèi)政であり、ウクライナ問題とは本質(zhì)的な違いがあり、両者間にはいかなる比較可能性もないという點(diǎn)を強(qiáng)調(diào)しておく必要がある。
臺灣地區(qū)の前途は臺灣同胞を含む中國人民全體が共同で決定する以外にない。ウクライナ問題を利用して臺灣問題を示唆し、臺灣問題と関連付けるいかなる企ても悪意ある政治工作であり、國家の主権及び領(lǐng)土的一體性の原則をほしいままに踏みにじり、中國の內(nèi)政に粗暴に干渉するものだ。ウクライナ問題を利用して「臺灣獨(dú)立」分裂活動の推進(jìn)につなげる一切の企ては失敗する運(yùn)命にある。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年9月29日