中國の張軍國連大使は27日に開かれたウクライナ問題に関する國連安保理の會合で、「ウクライナ問題の當(dāng)事者が出來るだけ早く政治的解決の扉を開き、各々の合理的な懸念をいずれも交渉に盛り込み、全ての実行可能な選択肢をテーブルに乗せる後押しをすることが喫緊の課題だ」と表明した。中國新聞社が伝えた。
張大使は「中國はウクライナ情勢の最新の変化に注意を払い、またこれに関する関係各者の意見に真剣に耳を傾けた。ウクライナ問題の受け止めと処理に関する我々の立場と主張は一貫した明確なものだ。つまり、各國の主権及び領(lǐng)土的一體性はいずれも尊重されるべきであり、國連憲章の趣旨と原則はいずれも遵守されるべきであり、各國の安全保障上の合理的な懸念はいずれも重視されるべきであり、危機の平和的解決に資する全ての努力は支持されるべきであるというものだ。中國は常に平和の側(cè)に立ち、和平交渉の促進(jìn)に盡力し続けており、引き続き建設(shè)的な役割を果たしていく」と表明。
「國連総會の一般討論演説では、多くの國々の首脳がいずれもウクライナ危機の長期化、拡大化、及びその波及効果に懸念を表明し、対話と交渉を通じて停戦を?qū)g現(xiàn)し、危機の波及による負(fù)の影響をコントロールすることを呼びかけた」と指摘した。
張大使はまた「最近発生した事態(tài)は、平和は各者が共同で勝ち取り、維持する必要があり、ブロック対立、政治的孤立化、制裁?圧力は問題の解決を袋小路に追い込むだけであることを、再び我々に示した。當(dāng)事者が出來るだけ早く政治的解決の扉を開き、各々の合理的な懸念をいずれも交渉に盛り込み、全ての実行可能な選択肢をテーブルに乗せる後押しをすることが喫緊の課題だ。黒海穀物イニシアティブへの署名は、たとえ紛爭狀況下においても、外交努力は成果を得て、希望をもたらすことができるということを、我々に示した」と指摘。
「國際法に基づく國際秩序の堅持、國連憲章の趣旨と原則に基づく國際関係の基本準(zhǔn)則の厳守が、政治的スローガンにとどまることがあってはならない。安保理は國際集団安全保障メカニズムの中核として、國連憲章によって與えられた調(diào)停?仲裁手段を十分に活用し、停戦?交渉促進(jìn)という正しい方向に従うべきであり、特に建設(shè)的で責(zé)任ある行動を取って、政治的解決のために必要な條件を整え、政治的解決の余地を切り開く必要がある。中國は平和を愛する全ての國々と共に、引き続き事態(tài)の緩和と危機の解決のためにたゆまず努力していく」と述べた。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年9月28日