広東省深セン市にある飛亜達(dá)計時文化センターに足を踏み入れると、宇宙飛行で宇宙飛行士が身に著けた時計がトレンド感とテクノロジー感に満ちた展示空間にずらりと並べられている。人民網(wǎng)が伝えた。
飛亜達(dá)精密科技股份有限公司の唐海元副社長は、「これらの宇宙時計は、マイナス80度の環(huán)境と4萬8千アンペア毎メートルという強(qiáng)磁場の暴露に堪え、宇宙船の離陸?著陸時の高負(fù)荷と強(qiáng)振動にも耐えることができるものだ。飛亜達(dá)の宇宙時計はこれまでに9回、中國の宇宙飛行士と共に宇宙を旅してきた」と話した。
深センの時計産業(yè)は改革開放後に香港の製造業(yè)が大陸部に移転したことに端を発し、委託加工生産、製品開発、ブランド創(chuàng)立へと段階的に発展し、成果を積み上げてきた。今では中國國內(nèi)をリードする圧倒的な存在となり、中國時計ブランドの海外進(jìn)出におけるトップランナーでもある。
データを見ると、中國の腕時計生産量は世界の80%を占め、深センの生産量は中國の生産量の53%、世界の42%を占める。深センは「中國時計の都」という呼び名にふさわしいと言える。
産業(yè)の集積が深センの時計産業(yè)の大きな成功の秘訣だ。統(tǒng)計によれば、深センの時計製造では関連部品の95%以上が現(xiàn)地生産でまかなわれており、深センには整った時計産業(yè)チェーンが構(gòu)築され、開発設(shè)計、精密製造、テスト生産?品質(zhì)検査、表面の精密処理、材料の改良など産業(yè)全體にわたって高い実力が備わる。
飛亜達(dá)はもとより、天王、依波、覇王、雷諾、格雅、瑞輝、星皇など、深センには現(xiàn)在、200を超える時計ブランドがあり、深センの時計ブランドの売上高は國産時計ブランド全體の70%以上を占める。また多くのブランドが歐州、中東、アフリカ、東南アジアなどの時計市場へと徐々に進(jìn)出している。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年11月15日