ウクライナ危機(jī)の全面的な激化から1年が経つにあたり、中國外交部（外務(wù)省）は24日、「ウクライナ危機(jī)の政治的解決に関する中國の立場(chǎng)」という文書（以下、「立場(chǎng)文書」）を発表した。複數(shù)の國際問題専門家は「立場(chǎng)文書」について、中國側(cè)の基本的な立場(chǎng)と主張を系統(tǒng)立てて詳しく説明し、ウクライナ危機(jī)の政治的な解決に向けた正しい道筋を示し、國際社會(huì)の一致した懸念に答え、責(zé)任ある大國としての中國の姿を示したものだと指摘する。新華社が伝えた。

中國國際問題研究院ユーラシア研究所の李自國所長は「中國はウクライナ危機(jī)の當(dāng)事國ではないが、何もせず傍観したわけではなく、常に危機(jī)の平和的解決のために積極的に努力してきた。危機(jī)の全面的な激化から1周年にあたり、中國は『立場(chǎng)文書』を発表して中國の立場(chǎng)を鮮明にし、危機(jī)の解決のために全面的、総合的、実行可能な案を示して、平和の維持者としての中國の客観的で公正かつ責(zé)任ある姿勢(shì)をはっきりと示した」と指摘する。

「『立場(chǎng)文書』は簡(jiǎn)にして要を得ており、內(nèi)容豊かだ」。中國現(xiàn)代國際関係研究院ユーラシア研究所の丁暁星所長は「この文書は、『國連憲章の趣旨と原則は厳格に遵守されるべきだ』『一國の安全が他國の安全を損なうことを代償とすることがあってはならない』『一方的な制裁、最大限の圧力は問題の解決にならない』『核兵器を使用してはならず、核戦爭(zhēng)をしてはならない』など中國が一貫して堅(jiān)持する重大な原則を含み、『直接対話の早急な再開』『民間人の交戦地域からの避難のための人道主義回廊の設(shè)置』『迅速で安全かつ無障害の人道的アクセス』など、具體的な問題解決の構(gòu)想と主張もある」と指摘する。

専門家は、中國が「立場(chǎng)文書」の中で建設(shè)的役割を果たす積極的な意思を繰り返し表明したことに注目している。

國務(wù)院発展研究センター?ユーラシア社會(huì)発展研究所の李永全所長は、「こうした?jī)?nèi)容は、知行合一で行動(dòng)に焦點(diǎn)を合わせるという中國外交の一貫した風(fēng)格を體現(xiàn)しており、ウクライナ危機(jī)の解決を後押しするプロセスにおいて常に『平和の聲を上げ、平和のために盡力する』中國を生き生きと描寫している」と指摘する。また李所長は「中國は『グローバル安全保障イニシアティブ?コンセプトペーパー』と『ウクライナ危機(jī)の政治的解決に関する中國の立場(chǎng)』を相次いで発表し、世界に中國の鮮明な立場(chǎng)を表明した。これはつまり、中國は斷固として平和の側(cè)に立ち、対話の側(cè)に立ち、歴史の正しい側(cè)に立ち、國際社會(huì)と共に、世界の安全を共同で守ることを望んでいるということだ」とした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年2月27日