外交部（外務(wù)?。─?1日の定例記者會(huì)見で、汪文斌報(bào)道官が日本による原発汚染水海洋放出に関する質(zhì)問(wèn)に答えた。

【記者】日本の岸田文雄首相が20日に福島第一原子力発電所を現(xiàn)地視察した際、「処理水」の放出について「廃爐と福島の復(fù)興を進(jìn)めていくために決して先送りできない課題だ」と述べたことが報(bào)じられた。また、日本政府は22日に閣議を開き、海洋放出開始の具體的時(shí)期を決定する方針をすでに固めたとも報(bào)じられている。これについてコメントは。

【汪報(bào)道官】中國(guó)はこれに重大な懸念を表明し、事態(tài)の推移を緊密に注視していく。日本政府が原発汚染水の海洋放出計(jì)畫を強(qiáng)引に推し進(jìn)めるのは、深刻な信用失墜行為だ。2015年、日本政府は福島県漁業(yè)協(xié)同組合連合會(huì)に、利害関係者の理解を得るまでは、原発汚染水についていかなる処分も行わないことを書面で約束した。現(xiàn)在もなお、福島県漁業(yè)協(xié)同組合連合會(huì)を含む多くの日本國(guó)民が海洋放出という決定に強(qiáng)く反対している。共同通信の8月20日の最新世論調(diào)査によれば、回答者の88.1％が海洋放出計(jì)畫によって日本のイメージや潛在的な経済的利益が損なわれることを懸念しており、81.9％が日本政府の説明は不十分だと考えている。約束に背き、前言を翻すこのような日本政府のやり方は、國(guó)民からの信用を失い、國(guó)際社會(huì)からの信用も失っている。

原発汚染水はひとたび海に放出されれば、まさに「覆水盆に返らず」という事態(tài)になる。中國(guó)は日本政府に対して、國(guó)民と國(guó)際社會(huì)の正當(dāng)かつ理にかなった懸念を正視するよう促す。誤った決定をしてはならず、原発汚染水の海洋放出計(jì)畫を中止するべきだ。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年8月22日