大英博物館のジョージ?オズボーン理事長(zhǎng)は26日、同館の収蔵品のうち約2000點(diǎn)が「行方不明」であり、回収できたのはごく一部であることを明らかにした。同館で盜難事件がしばしば発生していることを受け、多くの國(guó)が自國(guó)から略?shī)Zした文化財(cái)を返還するよう同館に求めている。

「女史箴図」

青銅器の康侯簋

中國(guó)のSNSでは28日、大英博物館に「中國(guó)の文化財(cái)の無(wú)償返還」を求める呼びかけが検索トレンド入りした。返還を求めているのは中國(guó)だけではない。ギリシャの政府関係者はパルテノン神殿の大理石像の返還を要求し、ナイジェリアも略?shī)Zされた文化財(cái)の返還を呼びかけている。エチオピアは1868年の英國(guó)の軍事行動(dòng)の際に同國(guó)北部のマグダラで略?shī)Zされた十字架、武器、寶石、聖壇の扁額などの返還を求め、ガーナのアシャンティ族も黃金製品を返還するよう同館に働きかけている。

大英博物館は中國(guó)から流出した文化財(cái)を最も多く収蔵する博物館だ。統(tǒng)計(jì)によれば、同博物館には中國(guó)の文化財(cái)が約2萬(wàn)3000點(diǎn)あり、そのうち約2000點(diǎn)が長(zhǎng)期にわたり展示されている。同博物館は商?周時(shí)代の青銅器、唐?宋時(shí)代の陶磁器、明?清時(shí)代の金?玉製品など、至高の貴重な文化財(cái)を數(shù)多く収集している。また、河北省行唐県清涼寺の壁畫、乾隆帝が愛(ài)してやまなかった東晉?顧愷之の「女史箴図」の唐時(shí)代の模寫、西周の青銅器の康侯簋、唐時(shí)代に副葬品として作られた唐三彩なども収蔵している。さらに、敦煌の壁畫や1萬(wàn)點(diǎn)を超える経典も同博物館にある。同博物館で最も貴重とされる10點(diǎn)の収蔵品のうち、「女史箴図」、敦煌壁畫、元時(shí)代のデイヴィッド瓶の3點(diǎn)は中國(guó)のものだ。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年8月30日