2023「動く『清明上河図』」デジタルアート展が今月2日から、遼寧省瀋陽市にある遼寧工業(yè)展覧館で開催されている。中國新聞網(wǎng)が報じた。
中國北宋時代の畫家?張択端の唯一の現(xiàn)存作品である「清明上河図」は、中國の國寶級文化財で、中國十大伝世名畫の一つに數(shù)えられている。
「動く『清明上河図』」は、張択端の作品をベースに、それを約20倍に拡大し、デジタルテクノロジー手段を駆使して、汴京(現(xiàn)在の河南省開封市)の郊外や汴河、都城內(nèi)の様子などを、高さ約6メートル、長さ100メートルの巨大な絵巻として映し出し、全ての人物、シーンに「息を吹き込」んでいる。
宋の時代の汴京城の様子や市街の繁栄がより鮮明に描き出されている「動く『清明上河図』」を、來場者は沒入型で體験し、まるで繁栄した北宋の汴京城にいるかのような気分を味わえるほか、郊外から市內(nèi)の各シーンを通して、名畫の物語やそこに描き出されている政治や経済、文化、アート、テクノロジー、教育、民俗、建築、衣裝、交通などの歴史的背景に対する理解を深めることができるようになっている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年7月4日