甘粛省博物館がこのほど、「神馬」のラテアートが施されたカフェラテを新発売。かわいくて、どこか人を惹きつける馬のデザインが、観光客の間で人気を集めている。人民網(wǎng)が報じた。
昨年、甘粛省博物館が文化クリエイティブグッズとして打ち出した文化財の「銅奔馬」をモチーフにした「緑の馬」ぬいぐるみが大ヒットとなった。両前足を広げて立っているぬいぐるみ、疾走しているぬいぐるみなどが、ユーモラスで愛嬌があり、コミカルで獨特なキャラクターで人々の心を摑み、特に若者の心を鷲摑みにした。「緑の馬」ぬいぐるみは、「甘粛省博物館の寶」である「馬踏飛燕」と呼ばれる「銅奔馬」をモチーフにしており、同館の「銅奔馬」をモチーフにした「神馬が來た」文化クリエイティブグッズシリーズの一つだ。
甘粛省博物館文化クリエイティブセンターは、「鉄は熱いうちに打て」と言わんばかりに、バラエティに富むシリーズ商品を次々と打ち出し、「銅奔馬」をモチーフにした「神馬が來た」文化クリエイティブグッズシリーズを形成。今回新発売となった「神馬」のラテアートが施されたカフェラテはその新メンバーとなっている。
実際には、2018年の時點で、甘粛省博物館は銅奔馬や人頭形器口彩陶瓶といった文化財のラテアートプリントがされたカフェラテを打ち出し、飲む人がおいしいコーヒーを味わいながら、伝統(tǒng)文化に対する知識を深めることができるよう働きかけてきた。
甘粛省博物館文化クリエイティブセンターの責任者である90後(1990年以降生まれ)のデザイナー?崔又心さんは、「良い思い出を作ることができるというのが、良い文化クリエイティブグッズの使命。親しみやすいスタイルでなければ、伝統(tǒng)文化に本當の意味で息を吹き込み、博物館がさらに多くの人の生活に溶け込むようにすることはできない」との見方を示している。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年4月14日