日本は先ごろ、世界貿(mào)易機関（WTO）に反論文書を提出し、「日本が原発処理水の海洋放出を始めた後に中國が発表した日本の水産物の輸入停止措置は『全く受け入れられない』ものである」と主張した。中國商務(wù)部（省）の何亜東報道官は7日の定例記者會見で、この件について、「中國が中國の法律法規(guī)およびWTOの関連ルールに基づいて緊急貿(mào)易措置を講じることは、完全に正當(dāng)で合理的であり、必要なことだ。日本は直ちに誤った行動を是正し、國際社會の懸念に著実に対応するべきだ」とコメントした。

何報道官は、「中國はすでに何度も日本の福島第一原子力発電所の原発汚染水の海洋放出問題について厳正な立場を表明したとともに、WTOの関連會議と対日貿(mào)易政策の審議において何度も重大な懸念と疑義を呈してきた。しかし、日本政府は獨斷専行を続け、原発汚染水の海洋放出を一方的に強行した。中國はこの反論文書に注目している。この文書は、関連委員會における日本の言い分を繰り返したものだ。中國は常にWTOを核心とする多國間貿(mào)易體制を支持しており、WTOルールを踏まえて行動している。日本は我が身を振り返って反省し、直ちに原発汚染のリスクを世界に転嫁することをやめるべきだ」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年9月8日