世界貿(mào)易機関(WTO)の紛爭処理小委員會(パネル)は21日、中國の香港特別行政區(qū)による提訴を受けて、原産地表記に関する米國の措置はWTO協(xié)定に違反するとの報告書を発表した。外交部(外務(wù)?。─蚊珜巿蟮拦伽?2日の定例記者會見でこの件に関する質(zhì)問を受け、米國に対して、パネルの判斷を尊重し、実際の行動によって間違った手法を正すよう促した。
毛報道官は「中國はWTOパネルの公正な判斷を歓迎する。香港特區(qū)の獨立関稅地域としての地位は、中國政府の同意を経て、『中華人民共和國香港特別行政區(qū)基本法』によって確認(rèn)され、WTOの多國間協(xié)定によって確立されたものであり、特定の一加盟國が単獨で賦與したものではない」と指摘。
「米國による國家安全保障概念の濫用、貿(mào)易問題の政治化は、WTO協(xié)定に違反しており、米國自身の利益にもならない。中國は米國に対して、パネルの判斷を尊重し、実際の行動によって間違った手法を正し、WTOを中核とする多角的貿(mào)易體制を維持し、正常な國際貿(mào)易秩序を維持するよう促す」とした。
また「我々は揺るぎなく『一國二制度』の方針を貫徹し、香港特區(qū)への外部勢力の干渉に斷固として反対し、香港特區(qū)の獨立関稅地域としての地位の維持を斷固として支持し、香港特區(qū)が國際的な金融?海上輸送?貿(mào)易センターとしての地位を揺るぎないものにし、高めることを斷固として支持する」と表明した。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年12月23日