中國、海洋溫度差発電に新たなブレイクスルー
人民網(wǎng)日本語版 2023年09月15日09:06
海洋溫度差発電裝置を搭載した「海洋地質(zhì)2號」船が、海上試験前の準(zhǔn)備をしているところだ。撮影?奚暁謙
中國地質(zhì)調(diào)査局広州海洋地質(zhì)調(diào)査局が筆頭になり研究開発した中國初の海洋浮遊式溫度差発電裝置の海上試験がこのほど成功した。これは中國初の実際の海の條件下における海洋溫度差発電の原理検証となった。人民日報が伝えた。
海洋溫度差エネルギーとは海の再生エネルギーの一つで、海洋表層の海水と深層の海水の間の溫度差により形成される熱エネルギーのことを指し、極めて高い開発の価値とポテンシャルを持つ。「海洋地質(zhì)2號」船は8月にこの裝置を搭載し、南中國海の水深1900mの海域で初の海上試験を行った。試験の総発電時間は4時間以上、最大発電出力は16.4kW、発電有効利用率は17.7%に達した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年9月15日
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