古都?北京の中心を南北に貫く中軸線の北端に位置する中國(guó)考古博物館が、今月15日に正式に開(kāi)館し、一般公開(kāi)がスタートした。展示ホールに最初に足を踏み入れた來(lái)場(chǎng)者らは、中國(guó)の歴史?文化の魅力を心ゆくまで味わい、中華文明の輝きに見(jiàn)入っていた。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。

同館は中國(guó)歴史研究院が設(shè)立した中國(guó)初の「考古」を冠した國(guó)家級(jí)専門博物館?！笟s史中國(guó)、鼎鋳文明（悠久の歴史ある中國(guó)、文明の形成）」をテーマに、「?jìng)}庫(kù)式の陳列スタイル、沒(méi)入型の體験」を特色とし、展示、収蔵?保護(hù)、學(xué)術(shù)研究、宣伝?教育を一體化した。常設(shè)展示ホールの面積は7000平方メートル以上あり、展示物は6000點(diǎn)を超え、常設(shè)展示には「文明の起源」、「中國(guó)に住まう」、「大國(guó)の統(tǒng)一」、「諸方を融和」、「民族の覚醒」の5つの専門テーマが設(shè)けられている。

同館に展示されている出土品の文化財(cái)はどれも考古學(xué)のフィールドにおけるトップレベルの逸品であり、陳列された貴重な古書(shū)はすべて中國(guó)歴史研究院の所蔵品だ。発見(jiàn)された遙か昔の遺物から仰韶文化まで、二里頭遺跡から「湘江評(píng)論」まで、同館は立體的方式によって、中華民族がいばらの道を切り開(kāi)いて突き進(jìn)み、大きく発展した歴史の道のりを詳しく紹介している。原始社會(huì)から奴隷制社會(huì)、封建社會(huì)、そして近代に至るまで、同館はパノラマ方式によって、中國(guó)が統(tǒng)一を果たして多民族國(guó)家へと発展した軌跡を明らかにしている。文明の起源から民族の復(fù)興まで、同館は壯大な敘事スタイルによって、中華民族が揺るぎない決意の下、奮闘し続けてきた歴史の道のりを私たちに見(jiàn)せてくれる。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年9月20日