資料寫真

長安汽車はこのほど、東南アジアのタイで88億タイバーツ（1バーツは約4.1円）の投資を行い、電気自動車とハイブリッドカーを製造する工場を建設(shè)すると発表した。これと時を同じくして、比亜迪（BYD）、広汽埃安、哪吒などの自動車メーカーが、東南アジア自動車市場で製品の販売と投資の展開を加速することを相次いで明らかにした。中國自動車工業(yè)協(xié)會の魏文清副秘書長（専従）は、「ASEANは今や中國の自動車輸出の重要なターゲット市場となっている」と述べた。

中國自動車技術(shù)研究センター有限公司の安鉄成董事長は、「ここ數(shù)年、ASEAN諸國が自動車の電動化を積極的に推進(jìn)し、新エネルギー自動車の消費(fèi)ニーズが拡大し続けており、大きな市場のポテンシャルがある。ASEANは中國製自動車の海外進(jìn)出における重要な目的地だ。完成車の輸出のほか、ノックダウン生産、海外工場建設(shè)、合弁協(xié)力などの多様なモデルもASEANで大きな発展の可能性をつかみ、自動車産業(yè)チェーンの協(xié)力と共同建設(shè)がますます緊密になった」と述べた。

ASEANは世界6位の自動車市場になった。昨年の市場全體の販売量は約337萬臺で、2025年は400萬臺に迫り、中國自動車ブランドの海外進(jìn)出におけるブルーオーシャンと稱えられている。

中國商務(wù)部（?。━ⅴ弗⑺荆ň郑─瓮趿⑵剿鹃L（局長）は、「昨年に中國がASEANに輸出した自動車は前年同期比83％増の約43萬7000臺で、中國の自動車輸出の13％を占めた。ASEANへの自動車部品の輸出額は同17.6％増の79億ドル（1ドルは約149.5円）に達(dá)し、中國の自動車部品輸出額の9.8％を占めた」説明した。

注目すべきは、タイ、インドネシア、マレーシアなどのASEAN諸國が自動車の電動化トランスフォーメーションの支援に大きく力を入れていることだ。上海汽車、通用五菱、長城汽車などの中國新エネ車メーカーがASEANに進(jìn)出して工場を建設(shè)し、現(xiàn)地で調(diào)達(dá)を行い、現(xiàn)地で製品を販売している。ASEANは今では中國自動車メーカーの海外投資企業(yè)が最も集中するエリアになった。自動車分野の協(xié)力はすでに中國とASEANの経済貿(mào)易協(xié)力が複數(shù)の分野、深いレベル、高い水準(zhǔn)へ前進(jìn)するよう後押しする新たな原動力となっている。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年9月28日