中國科學(xué)院によると、円環(huán)アレイ太陽電波イメージング望遠(yuǎn)鏡が27日にプロセステストに合格した。同望遠(yuǎn)鏡は國家重要科學(xué)技術(shù)インフラ宇宙環(huán)境地上総合モニタリングネットワーク（子午プロジェクト2期）のシンボリックな設(shè)備の一つで、中國の太陽物理及び宇宙天気の研究に質(zhì)の高い観測(cè)データを提供することになる。新華社が伝えた。

四川省稲城県の標(biāo)高3820mの開けた場(chǎng)所に、直徑6mのパラボラアンテナ313基が均等に配置され、直徑1kmの大円環(huán)を形成しており、遠(yuǎn)くから見ると高原に置かれた真珠のネックレスのようだ。これが円環(huán)アレイ太陽電波イメージング望遠(yuǎn)鏡で、現(xiàn)地の住民から「千眼天珠」と呼ばれている。

円環(huán)アレイ太陽電波イメージング望遠(yuǎn)鏡プロジェクト責(zé)任者で、中國科學(xué)院國家宇宙科學(xué)センター研究員の閻敬業(yè)氏は、「太陽が『くしゃみをする』と、地球は『風(fēng)邪をひく』と言われる。太陽活動(dòng)によって引き起こされる宇宙環(huán)境の短期的な変化は宇宙天気と呼ばれる。宇宙天気の質(zhì)の高いモニタリングさらには予報(bào)は、宇宙や通信などのハイテクシステムの安定運(yùn)営に対して重要な意義がある」と述べた。

円環(huán)アレイ太陽電波イメージング望遠(yuǎn)鏡は現(xiàn)在、世界最大規(guī)模の総合開口電波望遠(yuǎn)鏡で、太陽の各種爆発活動(dòng)をモニタリングできる上、太陽嵐が惑星間空間に放出されるプロセスをモニタリングでき、太陽爆発のメカニズムと太陽嵐の地球への伝播の法則の理解に役立つ。それにより、太陽活動(dòng)の地球への影響を予測(cè)できる。

プロジェクトチームは建設(shè)において、円環(huán)アレイ構(gòu)造と中心測(cè)定の全體案を畫期的に打ち出すとともに、一連の重要中核技術(shù)を確立し、望遠(yuǎn)鏡の各種性能が優(yōu)れているのを保証した。今回のプロセステストにより、円環(huán)アレイ太陽電波イメージング望遠(yuǎn)鏡は最大視野が太陽の半徑の10倍の連続的で安定的な太陽電波イメージング及び周波數(shù)スペクトル観測(cè)能力を持ち、各種技術(shù)指標(biāo)が設(shè)計(jì)要求を満たしているか、それよりも優(yōu)れていることが分かった。

閻研究員は、「太陽活動(dòng)の観測(cè)の他にも、円環(huán)アレイ太陽電波イメージング望遠(yuǎn)鏡はさらに『中國天眼』『中國複眼』や三亜非干渉性散亂レーダーなどと共同観測(cè)を行い、低周波電波スカイサーベイ、パルサー、高速電波バースト、惑星防御モニタリング?早期警報(bào)などの分野で重要な役割を果たす見通しだ」とした。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年9月28日