中國が初めて海外輸出した高速列車が運営開始 「まるで地上の飛行機」
現(xiàn)地時間の10月17日、インドネシアでジャカルタ-バンドン高速鉄道が営業(yè)を開始した。同鉄道は同國の首都ジャカルタと4番目の都市バンドンを結(jié)び、総延長142km、設(shè)計最高速度350 km/hに達する。同高速鉄道列車は、中國が初めて海外に輸出した高速列車となっている。
鉄道の営業(yè)開始の合図となる銅鑼を叩くインドネシアのブディ運輸大臣。(撮影?李志全)
現(xiàn)地時間の午後2時頃、ジャカルタのハリム駅で式典が行われ、會場は熱気に包まれた。同駅の屋內(nèi)デザインにはインドネシア伝統(tǒng)のろうけつ染めの布「バティック」やチャイニーズレッドなどの文化的要素が用いられ、両國の文化が見事に融合し、互いに引き立て合っていた。
列車の中で乗車券を手にポーズをとる乗客。後方上部は列車の走行速度の表示。(撮影?李志全)
午後3時50分、列車の走行速度が時速351kmと表示され、公式に発表された最高運営速度の時速350kmを超えた。同鉄道の車両はスマート化レベルが高く、車両全體でチェックポイントが2500ヶ所以上あり、すべての重要システムに対してリアルタイムのモニタリング、早期警報、診斷が行える。
午後4時21分、列車は終點のテガルアール駅に到著。これでジャカルタ-バンドン間をわずか46分で移動できるようになった。同駅には遠くに連なる山々を望み、近くに田園の風(fēng)景を眺めることができるという設(shè)計上の特徴がある。今回、同駅には現(xiàn)地のグルメが用意され、乗客に無料で振舞われた。
高速列車をバックに自撮りで記念撮影をするインドネシアの4人家族。(撮影?李志全)
インドネシア西ジャワ州に住むデポックさん一家は初めて同鉄道を體験し、「まるで地上を走る飛行機みたい。速くて快適だった」と感想を述べた。
東南アジア初の高速鉄道としての同鉄道は、中國の高速鉄道が初めて全システム、全要素、全産業(yè)チェーンを挙げて海外で実施したプロジェクトであり、中國が地域の國と共に話し合い、共に建設(shè)し、共に分かち合う方針を堅持し、手を取り合って現(xiàn)代化に向けて前進した成功事例でもあり、今後は地域のコネクティビティの発展レベルを力強く引き上げていくことが期待されている。
データによると、同鉄道は沿線の人々の交通を極めて便利にするだけでなく、現(xiàn)地に計5萬1000人の雇用をもたらし、インドネシア人従業(yè)員延べ4萬5000人を育成している。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年10月18日
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