英語(yǔ)で外國(guó)人と交流する北京の女性清掃員が大きな話題に
「Hello everyone,my name is Zhang Jianna.I'm a city cleaner from Chaoyang sanitation.」こんな風(fēng)にスラスラと英語(yǔ)を話すのは、北京で清掃員をしている張建娜さん(49)。最近、オレンジ色の清掃員の作業(yè)服を著て、箒を手に外國(guó)人に道案內(nèi)をする張さんが、中國(guó)のSNSで大きな話題となっている。素樸な見(jiàn)かけと自信に満ちた國(guó)際的なイメージが、ネットユーザーに強(qiáng)い印象を與えているようだ。
張さんが英語(yǔ)を話すことができるようになったのは、10年前の出來(lái)事がきっかけという。河北省の農(nóng)村で生まれた張さんは高校卒業(yè)後、1人で北京にやって來(lái)て、レストランや商業(yè)施設(shè)などで働いた。40歳になった2012年からは、北京市朝陽(yáng)區(qū)三里屯の大使館エリアの清掃員として働くようになった。
清掃員になったばかりの頃のある早朝、張さんはある外國(guó)人から肩を叩かれて話しかけられたものの、頭が真っ白になり、その場(chǎng)に立ち盡くしてしまった。困惑した張さんを見(jiàn)て、その外國(guó)人は前方を見(jiàn)るようジェスチャーで伝えた後、サムズアップし、何度も「good、good」と言った。それを見(jiàn)て張さんは、「街がきれいに掃除されているので、褒めてくれているのだと分かった」のだという。
張さんにとって、この出來(lái)事はとても強(qiáng)く印象に殘った。そして、コミュニケーションをきちんと取って交流できるかは、「街の顔」となる道路をきれいに掃除するのと同じように大切だと感じて、「英語(yǔ)をマスターしよう」と心の中で決意したのだという。
こうして、張さんのストイックな英語(yǔ)の勉強(qiáng)が始まった。張さんは英語(yǔ)の先生に習(xí)うのではなく、まず、子供と一緒に勉強(qiáng)することから始めた。清掃の仕事はハードで、真面目にコツコツと仕事をする張さんは、1日働くと歩數(shù)は約3萬(wàn)歩にも達(dá)した。決まった時(shí)間に勉強(qiáng)することができないため、合間の時(shí)間を使って、他の人が休んでいる間に単語(yǔ)を覚え、會(huì)話の練習(xí)をし、帰宅後はその日のポイントをノートに書(shū)き、何度も復(fù)習(xí)。そんな努力をコツコツと10年も重ねるうちに、英語(yǔ)のノートは十?dāng)?shù)冊(cè)にもなったという。
「英語(yǔ)の勉強(qiáng)で一番大事なのは継続」と話す張さんは、既に3000単語(yǔ)を覚え、外國(guó)人とスムーズにコミュニケーションが取れるようになっている。英語(yǔ)が話せるようになって一番良かったことについて、張さんは「自信がついたこと」だと言う?!复髮W(xué)には通っていないので、學(xué)歴が低く、見(jiàn)下げられるのではないかと思うこともある。でも、英語(yǔ)で道案內(nèi)などをするたびに、『私ってすごい』と感じることができる」と張さん。そして、自分の仕事について「疲れるけど、素?cái)长适耸隆工仍挙筏?。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年11月22日
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