超大直徑シールドマシン「京浜同心號(hào)」が初発進(jìn)
北京?天津?河北都市間鉄道投資有限公司によると、中國が獨(dú)自に研究開発した超大直徑シールドマシン「京浜同心號(hào)」がこのほど天津浜海國際空港1號(hào)トンネル1號(hào)立坑から発進(jìn)し、終點(diǎn)の2號(hào)立坑方向に掘進(jìn)した。新華社が伝えた。
同シールドマシンの全長は135m、総重量は約2800トン、掘削直徑は13.8m。掘削されるトンネルは高速鉄道の複線軌道用で、北京?天津浜海都市間高速鉄道の地下から天津浜海國際空港エリアを橫斷する1號(hào)トンネルの施工に用いられる。シールドトンネルの全長は約2923mで、最大埋設(shè)深さは約29.82m。同シールドマシンは発進(jìn)後に京津塘高速道路、津漢道路、北塘排水路、天津地下鉄2號(hào)線李明荘車両區(qū)間などの重要地點(diǎn)の地下を橫斷し、北京?天津浜海都市間高速鉄道の天津浜海國際空港駅に入る。
地下の土質(zhì)の粘性が高い上、トンネルの掘削直徑が大きいため、施工中に沈下が発生しやすい。施工側(cè)は複數(shù)の措置を講じてリスクに備えている。
特殊材料を研究開発し土を固化。中鉄四局京浜鉄道4區(qū)間トンネル分部チーフエンジニアの李安氏は、「建設(shè)者が一部の區(qū)間で特殊な2種類のスラリーを同時(shí)に地層に注入すると、約20?30秒で泥が凝固する。これにより地表の沈下を抑え、施工の安全を保証する」と述べた。
掘進(jìn)中の沈下をスマートに制御。中鉄四局京浜鉄道4區(qū)間トンネル分部サブチーフエンジニアの李然氏は、「京浜同心號(hào)は大量の施工データによりディープラーニングを行い、より良い掘進(jìn)制御パラメータを形成する。こうして地表の沈下を大幅に減らし、軸線制御の精度を大幅に高めることができる」と述べた。
ロボットにより施工の精度を保証。シールドマシンが約2m掘進(jìn)するたびに、後続の臺(tái)車がボックスカルバートとRCセグメントを設(shè)置することでトンネルを支える。李然氏によると、幅約2mで、長さ約12.2mの鉄道ボックスカルバートの重さは約38.2トン。かつては機(jī)械の補(bǔ)助を受け人の手で設(shè)置し、1つの面の設(shè)置に少なくとも作業(yè)員3人が25分かかっていた。獨(dú)自に研究開発した「6自由度自動(dòng)調(diào)節(jié)ボックスカルバート設(shè)置ロボット」を採用すると、作業(yè)員1人が15分で1つの面を設(shè)置できるようになった。誤差は0.5mm以內(nèi)。
京浜都市間鉄道は「鉄道で結(jié)ばれる北京?天津?河北」のシンボリックなプロジェクトだ。1期プロジェクトは2022年に完成?開通しており、2期プロジェクトは22年11月著工。天津市內(nèi)の北辰駅から始まり、東麗區(qū)と浜海新區(qū)を経由し、津秦高速鉄道浜海西駅と津?yàn)H高速鉄道浜海駅に接続する。完成後は北京?天津間の3本目の都市間ルートを形成し、地域鉄道ネットワークの構(gòu)造をさらに改善し、北京?天津?河北の協(xié)同発展を後押しする。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年12月13日
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