黒竜江省科學(xué)技術(shù)庁によると、哈爾浜（ハルビン）工程北米科技有限公司が擔(dān)當(dāng)する黒竜江省重要科學(xué)技術(shù)成果実用化プロジェクト第1弾「活性胚芽米スマート加工技術(shù)産業(yè)化初期段階建設(shè)」が、同庁の検収に合格した。同プロジェクトは米の胚芽保有率95％を?qū)g現(xiàn)し、日本の80％の基準(zhǔn)をはるかに上回った。同プロジェクトの成果は世界トップレベルに達(dá)した?？萍既?qǐng)?bào)が伝えた。

胚芽米とは現(xiàn)代加工技術(shù)により胚芽部分を殘した精米のことだ。胚芽は米1粒全體の質(zhì)量の2-3％しか占めないが、米の66％以上の栄養(yǎng)物質(zhì)を含んでいる。そのため米の胚芽は「栄養(yǎng)の金」と稱えられている。日本は1920-30年代より胚芽米の食用を開(kāi)始した。その胚芽保有技術(shù)により胚芽保有率が80％を達(dá)成し、世界をリードした。胚芽が非常に細(xì)かいため、一般的な生産技術(shù)では識(shí)別と剝離が困難だ。技術(shù)的な要因に制限され、中國(guó)市場(chǎng)では真の胚芽米が大量流通することは稀だった。

哈爾浜工程大學(xué)の李氷教授は2014年に稲育種裝置自動(dòng)化改造プロジェクトを?qū)g施した際に胚芽米のことを知った。李氏の調(diào)査によると、當(dāng)時(shí)は日本にしかその加工設(shè)備がないため、中國(guó)人自身の胚芽精米機(jī)を作ることを決めた。

李氏のチームはその後、中國(guó)で初めて人工知能、ビックデータ、視覚識(shí)別、インダストリアルインターネット技術(shù)を稲の加工に応用した。チームが10年かけて研究開(kāi)発した活性胚芽米スマート加工システムは粗繊維正確剝離技術(shù)、胚芽スマート識(shí)別技術(shù)、加工データ?加工技術(shù)の正確なマッチング技術(shù)など、一連の重要な技術(shù)的難題を解決した。同システムで加工された稲の胚芽保有率は95％に達(dá)した。同システムは黒竜江省重點(diǎn)分野で初のイノベーション製品奨勵(lì)を獲得した。

李氏は、「従來(lái)的な稲加工では圧力をかけ、米粒の相互作用により剝皮?精白が行われる。我々がするのは糠層を取ると同時(shí)に胚芽を最大限に留めることだ」と述べた。

チームは胚芽の特徴に基づき米粒リアルタイム検査技術(shù)を研究開(kāi)発した。その視覚検査の正確率は97.2％に達(dá)した。チームは加工中に種類や形が異なる米が混ざり癒著する問(wèn)題に対して、分割モデルを模索?構(gòu)築し、1粒ずつの検査と抽出を?qū)g現(xiàn)し、米の一粒一粒が「見(jiàn)える」ようにした。チームはこれを踏まえカスタマイズされたもみすりプロセスを研究開(kāi)発し、すべての米粒が數(shù)百回やさしくもみすりされるようにし、最終的な胚芽保有率と胚芽完全度を95％以上に保った。

李氏は、「活性胚芽米スマート加工システムにより稲の損失を3-5％減らせる。この技術(shù)が普及すれば、全國(guó)の稲の加工段階での損失を毎年295萬(wàn)トン削減できる。これは600萬(wàn)人の1年分の食糧に相當(dāng)する」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年12月27日