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北京の菓子店で辰年限定の菓子詰め合わせが人気に

人民網(wǎng)日本語版 2024年02月06日10:23

稲香村零號店に並べられた菓子。

稲香村零號店に並べられた菓子。

春節(jié)(舊正月、2024年は2月10日)を目前に控え、北京市內(nèi)の菓子店には、「竜」の要素がデザインされた菓子がずらりと並んでいる。なかでも春節(jié)に帰省する際の土産にするギフトセットが特に人気となっている。北京日報が報じた。

北京市東城區(qū)の東四北大街にある老舗菓子メーカー稲香村の旗艦店「稲香村零號店」の前には、50-60メートルの列ができており、通りかかったある市民は、「ここに列ができているということは、年越しが近いということ」とした。

稲香村のギフトセット。

稲香村のギフトセット。

午後になってからスーツケースを引きながら店に來た男性?曹さんは、ギフトセットを6箱購入して満足気な表情で店から出てきた。そして、「夜に列車で帰省するので、スーツケースを引いて買いにきた。このまま直接駅に行く。辰年限定のギフトセットを4箱買った。なかでも竜が歯を見せてニコニコ笑っている『竜笑笑』というお菓子が気に入った。『琺瑯糕』や『文玩核桃』、『點心殿』など北京の特色あふれる菓子を選んで詰め合わせにしたものも2箱買った。家族と一緒に『北京の味』を楽しみたい」とした。

稲香村零號店に並べられた干支をテーマにした菓子と文化クリエイティブグッズ。

稲香村零號店に並べられた干支をテーマにした菓子と文化クリエイティブグッズ。

店內(nèi)は多くの人で賑わい、その入口付近でも宅配便配達員が休む暇なく手を動かしていた。配達員は、「これは全部郵送する菓子。今日だけでも100件以上の手続きをした。一番多い客で20箱を郵送した。週末になると、取扱量は倍増する」のだという。

稲香村第一営業(yè)部店で菓子の詰め合わせを購入するために並ぶ女性たち。

稲香村第一営業(yè)部店で菓子の詰め合わせを購入するために並ぶ女性たち。

「零號店」の近くにある稲香村第一営業(yè)部店でも、複數(shù)ある注文窓口の前に列ができ、客が帰省する際のお土産にする菓子の詰め合わせを選んでいた。店員は、「最近、菓子の詰め合わせを買いに來る客はいずれも、辰年限定の『福竜餅』を必ず幾つか選んでいる。午後の遅い時間だと売り切れになってしまうこともしばしば。『福竜餅』は、著名蕓術(shù)家?韓美林氏がデザインした竜の絵が描かれている。緑茶の竜井茶とパイナップルで作った餡入りで、見た目も良く、そして美味しい」とした。

竜が描かれている餡入り菓子「福竜餅」。

竜が描かれている餡入り菓子「福竜餅」。

稲香村零號店に並並べられた干支をテーマにした菓子。

稲香村零號店に並並べられた干支をテーマにした菓子。

北新橋近くの菓子店?梅潭村糕餅鋪で販売されているギフトセット「竜九子」も人気を集めており、店に來る客のほとんどが數(shù)箱購入している。中國の伝説において竜が生んだ九匹の子「囚牛」、「睚眥」、「嘲風」、「蒲牢」、「狻猊」などをデザインしたお菓子で、味もそれぞれ異なり、箱には各菓子に込められた意味や思いを紹介したカードも入っている。ある客は、「とても素敵なデザイン。伝統(tǒng)的なデザインに、現(xiàn)代人の好む味になっており、春節(jié)の帰省時のお土産にぴったり。お年寄りも子供もみんな気に入ってくれると思う」と、笑顔で話していた。(編集KN)

「人民網(wǎng)日本語版」2024年2月6日

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