「春節(jié)(舊正月、2024年は2月10日)に江蘇省蘇州市で漢服を著れば無(wú)料で地下鉄に乗車(chē)できる」というニュースが最近、中國(guó)のネットユーザーの注目を集めている。

蘇州軌道交通は今月3日、「中華伝統(tǒng)文化を発揚(yáng)し、春節(jié)のお祝いムードを高めるべく、大晦日に當(dāng)たる今月9日から17日までの9日間、中國(guó)伝統(tǒng)の漢服、または中國(guó)の少數(shù)民族の伝統(tǒng)衣裝を著ている乗客は、駅の職員に無(wú)料で地下鉄に乗りたい旨を伝えることができる。職員が確認(rèn)後、乗客は専用ゲートを通過(guò)して無(wú)料で乗車(chē)することができる。カードをかざしたり、QRコードをスキャンしたりする必要はない」と発表した。

このニュースは、ネット上で大きな話題となり、多くのネットユーザーから、「いいアイデア。春節(jié)ムードが高まる」や「私は漢服を持っていないけど、著ている人を見(jiàn)るだけで楽しい気分になる」など、賛同する聲が寄せられている。

また春節(jié)が近づき、多くの地域が、地下鉄や公共バス、駐車(chē)場(chǎng)などを無(wú)料で利用できるサービスを打ち出しているため、チェックしておいたほうがよさそうだ。例えば、江蘇省宿遷市は、今月8日から17日までの10日間、市內(nèi)を走る公共バスを一律無(wú)料にしている。また、無(wú)錫市でも9日から17日までの9日間、地下鉄1、2、3、4號(hào)線、及びS1線のほか、市內(nèi)を走る公共バスが無(wú)料で利用できるようになる。乗車(chē)回?cái)?shù)に制限はない。さらに、福建省福州市に至っては今月6日から5月6日まで、地下鉄や市內(nèi)中心部を走る公共バスが平日午後5時(shí)以降と祝祭日が無(wú)料となる。

また湖南省長(zhǎng)沙市や陝西省咸陽(yáng)市、江蘇省鎮(zhèn)江市、浙江省杭州市なども春節(jié)期間中、道路上にある駐車(chē)場(chǎng)などを無(wú)料で利用できると発表している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年2月6日