気溫が上がっている北京は春入り?気象學(xué)的には「もう少し先」
ここ數(shù)日、北京市の気溫がぐんぐん上がっているが、間もなく「春入り」するのだろうか?北京市気象當(dāng)局によると、北京はまだ1日の平均気溫が10度を超えた日が1日もない。気溫は依然として冬と春の境界にあり、気象學(xué)的な春の到來には、まだしばらく時(shí)間がかかりそうだ。北京日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。
気象學(xué)的には、移動(dòng)平均法による気溫の時(shí)系列データが5日連続で10度以上となった場合、それに対応するその年の気溫時(shí)系列データのうち気溫が最初に10度を上回った日を春入りの日にすると定めている。
北京の例年の春入りの平均(1991—2020年)は3月26日となっている。ただ、春入りの日は毎年異なり、ここ10年を見ると、2013年が最も遅く、4月11日だった。2023年は、3月27日に春入りしたため、平均的な年となった。
では、北京が春入りする日は年々早くなっているのだろうか?気候統(tǒng)計(jì)上の春入りの平均というのは30年間の平均値となっている。1991年から2020年の30年間、北京の春入りの平均は3月26日で、その前の1981年から2010年の30年間の平均は3月30日だった。そう考えると、春入りする日は3月30日から3月26日へと4日早くなっている。
北京市気象臺(tái)の予報(bào)を見ると、今週は気溫がぐんぐん上がり、予想最高気溫は20度前後となる勢(shì)いだ。しかし、「春入り」するかについては、きちんとした基準(zhǔn)があり、その基準(zhǔn)を満たさなければ、気象學(xué)的に「春」が到來したとは言えない。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年3月14日
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