西疇県三光片區(qū)キウイフルーツ栽培拠點(diǎn)。

今月7日に二十四節(jié)気の15番目「白露」を迎え、雲(yún)南省文山壯(チワン)族苗(ミャオ)族自治州西疇県三光片區(qū)の約333ヘクタールのキウイフルーツ栽培拠點(diǎn)には、キウイの木が青々とした葉を茂らせ、果実が鈴なりになっていた。人民網(wǎng)が報(bào)じた。

豊作となっているキウイフルーツ。

西疇県三光片區(qū)はかつて、樹木が伐採(cǎi)し盡された結(jié)果、土壌が流失してしまい、貧困から女性たちが逃げ出してしまうほどだった。そんな同區(qū)の各民族の住民は1990年代、「山、水、林、田、道」を総合的に管理するスタイルをしっかりと推し進(jìn)めていき、リーディングカンパニーの文山浩弘農(nóng)業(yè)開発有限公司と協(xié)力して、有機(jī)キウイフルーツをメインとした約333ヘクタールの高原の特色あるフルーツ総合栽培拠點(diǎn)を建設(shè)した。

キウイフルーツをピッキングする作業(yè)員。

文山浩弘農(nóng)業(yè)開発有限公司の責(zé)任者である鄧華龍氏によると、同社はまず、西疇県の石漠化（土壌流出により巖石が露出する現(xiàn)象）しているエリア約66.7ヘクタールにキウイフルーツ畑を作ろうと考えたという。當(dāng)初は、キウイフルーツができるわけがないと思っていた人も多かったものの、8年の努力が実り、木の下に植物を植え、有機(jī)肥料を使うことで、石漠化し、巖ばかりだった山が、現(xiàn)在の緑豊かな山へと変化を遂げた。

豊作となっているキウイフルーツ。

獨(dú)特な高山気候の三光片區(qū)は日照時(shí)間が長(zhǎng)く、キウイフルーツの生長(zhǎng)に適しており、その果実は大きく、ジューシーで、糖度も高い。例年と比べると、今年はキウイフルーツが豊作となっており、生産量は合わせて800トン、生産高1200萬元(1元は約20円)以上に達(dá)し、農(nóng)家の収入が700萬元以上増える見通しだ。

8年間の取り組みを経て、同社は土壌改良や品種改良、全過程における有機(jī)栽培と管理の実施などを行い、高品質(zhì)でおいしいキウイフルーツを生産できるようになり、「グリーン認(rèn)証」と「國(guó)家有機(jī)認(rèn)証」を取得。さらに、「文山10大名品」にも選出され、省內(nèi)外の消費(fèi)者の間で人気となっている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年9月13日