中國(guó)伝統(tǒng)演劇「豫劇」が大阪公演 文化交流が中日國(guó)民の心の交流を促進(jìn)
秋が訪れつつある10月、日本の大阪市立青少年センターでは抑揚(yáng)ある旋律と力強(qiáng)い歌聲が響き渡り、観客席からは稱賛のかけ聲が無(wú)數(shù)あがっていた。中華人民共和國(guó)成立75周年を祝い、中國(guó)の伝統(tǒng)演劇「豫劇」の國(guó)家一級(jí)俳優(yōu)である李樹(shù)建氏率いる公演チームが訪日し、今月4日、大阪で豫劇を通じた海外文化交流イベントを行い、日本に住む河南省出身者に懐かしいふるさとの旋律を?qū)盲堡毪趣趣猡恕⑷毡兢稳恕─酥袊?guó)の優(yōu)れた演劇文化を紹介した。公演の中で李氏は、日本のアーティストを舞臺(tái)に招いて交流を行ったほか、蕓術(shù)を通じて中日國(guó)民の理解と相互信頼を増進(jìn)することで、豫劇を両國(guó)の文化交流の新たな絆とした。人民網(wǎng)が伝えた。
豪華な出演者で観客を魅了
今回の交流イベントは河南李樹(shù)建戯曲蕓術(shù)センターが主催し、河南豫劇院二団、噴空劇場(chǎng)、新鄭市豫劇団、河南明星擂主大愛(ài)劇団などの蕓術(shù)団體に所屬する國(guó)家一級(jí)?二級(jí)の俳優(yōu)や優(yōu)秀な青年俳優(yōu)が協(xié)力し、多數(shù)出演した。また中國(guó)戯劇家協(xié)會(huì)副會(huì)長(zhǎng)で河南省文學(xué)蕓術(shù)界聯(lián)合會(huì)副會(huì)長(zhǎng)、河南省戯劇家協(xié)會(huì)會(huì)長(zhǎng)の李樹(shù)建氏が自らチームを率いて舞臺(tái)に立った。
広く知られている演目である「抬花轎」や「花木蘭(ムーラン)」のほか、涙を誘わずにいられない「程嬰救孤」、公正無(wú)私の名裁判官として知られる「包青天」、孫悟空が登場(chǎng)する「大聖駕到」、そしてトリを飾った演目「義薄雲(yún)天」まで、観客は心ゆくまで公演を楽しみ、惜しみない拍手を送り、時(shí)には涙を流し、豫劇がもたらす感動(dòng)に浸っていた。日本の舞踴家や民謡歌手もそれぞれ日本の特色豊かな舞踴や歌を披露し、観客に中國(guó)とは全く異なる蕓術(shù)を紹介した。
イベントでは公演だけでなく、観客自らが豫劇の魅力を體験するインタラクティブ交流も行われた。會(huì)場(chǎng)で參加を希望した観客數(shù)人が、プロの俳優(yōu)の指導(dǎo)の下、短時(shí)間で舞臺(tái)上での歩き方をマスターし、楽器演奏の伴奏に合わせて豫劇の登場(chǎng)人物になりきる體験を行った。また參加者たちには主催者側(cè)から河南省の特産品が贈(zèng)呈された。
今回のイベントは中國(guó)在大阪総領(lǐng)事館を始めとする各方面での協(xié)賛を得て、中國(guó)語(yǔ)総合テレビ局である「日本龍之昇中文臺(tái)」が実施した。公演に先立ち、河南李樹(shù)建戯曲蕓術(shù)センターのチーフプランナーで國(guó)家1級(jí)監(jiān)督の張建萍氏の指導(dǎo)の下、繰り返しリハーサルが行われ、節(jié)回しや動(dòng)作の細(xì)かな點(diǎn)までチェックが行われ、質(zhì)の高い舞臺(tái)が披露された。
交流イベントが終わると、観客たちは爭(zhēng)うように俳優(yōu)たちとの記念撮影を求め、今後もこのようなイベントを行って欲しいと口々に語(yǔ)っていた。日本に住むある河南省出身者は、「目の前で実際に見(jiàn)た豫劇はテレビで見(jiàn)るのとは全く異なり、非常に感動(dòng)した。またふるさとの旋律を耳にし、懐かしさのあまり胸が震えた」とした。またある在日華僑華人は李樹(shù)建氏に向けてサムズアップしながら、「演技も歌も全てが良かった」と絶賛した。
豫劇の海外公演を通じて語(yǔ)る中國(guó)の物語(yǔ)
李氏はイベント開(kāi)始前に、主催者を代表してあいさつし、「これまで29回にわたりチームを率いて海外で豫劇の交流を行っており、今回は自分にとって3回目の日本公演となった。世界の友人たちに素晴らしい芝居を?qū)盲堡郡ぁV袊?guó)文化がますます遠(yuǎn)くまで広がり、ますます高く飛躍することを確信している」とした。
またイベント後の人民網(wǎng)のインタビューに李氏は、「豫劇は中國(guó)伝統(tǒng)文化の重要な構(gòu)成部分で、今回の日本での交流イベントは豫劇にとって新たな『長(zhǎng)征』であり、さらには伝統(tǒng)演劇の再出発となった。今後はさらに多くの喜ばしい驚きをもたらし、內(nèi)に向けては河南の精神を発揚(yáng)し、外に向けては河南のイメージをPRして、中華文化の國(guó)際的影響力の向上に積極的に貢獻(xiàn)していきたい」と力強(qiáng)く語(yǔ)った。
300年の歴史誇る豫劇をクルーズ船上で披露 海上での新たな文化旅行體験に
豫劇は中國(guó)の五大伝統(tǒng)演劇の一つとして、約300年の歴史を誇る。地方演劇ではあるが、その耳慣れた旋律と理解しやすい歌詞やストーリーから、河南省や河北省、山東省などで広く知られており、中國(guó)一の地方演劇と言われている。2006年、豫劇は第1陣の國(guó)家級(jí)無(wú)形文化遺産リストに登録された。豫劇の國(guó)家級(jí)無(wú)形遺産の代表的な伝承者である李樹(shù)建氏は、劇団を率いて豫劇の歌詞を多言語(yǔ)に翻訳して海外に進(jìn)出している。李氏が主演を務(wù)めた演目「程嬰救孤」は、米國(guó)のブロードウェーの舞臺(tái)とハリウッドのドルビー?シアターで相前後して上演され、中國(guó)の伝統(tǒng)演劇を世界の舞臺(tái)で披露した。
また今回、李樹(shù)建氏は公演チームを率いて、中國(guó)初の國(guó)産大型クルーズ船「愛(ài)達(dá)?魔都號(hào)」(ADORA MAGIC CITY)に乗船し、対外文化交流イベントを展開(kāi)し、船上で見(jiàn)事な舞臺(tái)を披露し、中國(guó)の物語(yǔ)を語(yǔ)り、中國(guó)の聲を伝えた。
船上での公演に関して李氏は、「今回、クルーズ船上という海上での公演を初めて経験し、約8割の俳優(yōu)が船酔いなどの癥狀を訴えたが、全員がこうした體調(diào)不良による困難を克服し、舞臺(tái)への熱い思いを抱き続け、プロフェッショナルな公演を披露したことで、観客の喝采を得られた」とした。
今回の豫劇文化の海外公演イベントは1週間にわたり行われ、10月1日に上海を出発したのち、相前後して日本の神戸や大阪、高知などの都市を訪れ、10月7日には上海に戻った。イベント內(nèi)容は演劇公演のほか文化講座、文化クリエイティブグッズ展、インタラクティブ體験、文化交流などが行われた。
イベント期間中、クルーズ船內(nèi)の劇場(chǎng)では豫劇の「程嬰救孤」や「花木蘭」といった演目が披露され、乗客たちを喜ばせたほか、「豫劇を世界に」と題した文化講座では、豫劇の力強(qiáng)い生命力と伝播力が聴衆(zhòng)の心を躍らせた。展示された文化クリエイティブグッズは人々の豫劇に対するイメージを一新し、舞臺(tái)衣裝の試著や隈取メイク體験といった俳優(yōu)たちとのインタラクティブイベントは、人々に伝統(tǒng)演劇文化の奧深さと俳優(yōu)たちの弛まぬ努力を感じさせ、中華伝統(tǒng)文化に対して更なる理解を深めるきっかけとなった。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年10月8日
注目フォトニュース
関連記事
- 中國(guó)國(guó)際航空が中日就航50周年記念式典を東京で開(kāi)催
- 澳門(mén)特別行政區(qū)が「東アジア文化都市」に選定
- 上野動(dòng)物園の「比力」と「仙女」が中國(guó)に返還 大勢(shì)のファンが別れ惜しむ
- チャイナフェスティバル2024が東京で開(kāi)催
- 日本少林寺拳法青年代表団が「心の故郷」を訪問(wèn)
- 中國(guó)侵略日本軍の家族が謝罪のため、吉林省長(zhǎng)春市を訪問(wèn)
- 「ウエノデ.パンダ中秋節(jié)2024」が東京で開(kāi)催
- 日本の青年代表団4団體が北京で一堂に會(huì)して感じた中國(guó)の溫かさと活力
- 中國(guó)侵略日本軍の子孫が吉林省長(zhǎng)春市の偽満皇宮博物院などを見(jiàn)學(xué)
- 第5回「日中未來(lái)創(chuàng)発フォーラム」が東京で開(kāi)幕
掲載された記事、寫(xiě)真の無(wú)斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn