12月4日、日本から返還されて北京動物園に到著したトキ(寫真提供?北京動物園)。

今年10月31日に、日本から中國に返還されたトキ16羽は北京に輸送された。それから、1ヶ月の厳格な隔離検疫期間を経て、16羽は今月4日に、北京動物園トキ飼育基地に移された。間もなく、他の23羽のトキと共に暮らし始めることになっている。中國新聞社が報(bào)じた。

「東洋の寶石」と呼ばれるトキは、中國では國家一級保護(hù)動物に指定されている。1989年、北京動物園は世界で初めて、トキの人工孵化に成功した。歴代の飼育員や技術(shù)者の細(xì)やかな世話や技術(shù)の難関攻略を経て、同動物園のトキは23羽まで増え、日本から返還された16羽と合わせて、計(jì)39羽となった。

12月4日、日本から返還されたトキを北京動物園の飼育施設(shè)に移す飼育員(寫真提供?北京動物園)。

北京動物園は、トキの救済や人工飼育、繁殖、育雛などからなる技術(shù)體系を世界で初めて構(gòu)築し、人工繁殖によるトキの個體群を生み出し、生息域外保全機(jī)関から生息域內(nèi)保全機(jī)関への技術(shù)移転を?qū)g現(xiàn)し、世界のトキの絶滅危機(jī)の度合いを下げ、絶滅危懼種保護(hù)の成功例となっている。

北京動物園は16羽のトキを迎えるために、萬全を期している。動物園のトキを擔(dān)當(dāng)する飼育チームの責(zé)任者?毛宇氏によると、園內(nèi)のトキ飼育基地において、スタッフが飼育施設(shè)の全面的な消毒を行ったほか、牛肉スティックやミールワームといったエサも準(zhǔn)備しているという。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年12月6日