北京の街燈でスマホの充電が可能に
北京市では最近、一部の街燈のポールにシェアリングモバイルバッテリーやワイヤレス充電器などが設(shè)置され、スマホの充電ができるようになった。街燈のポールに設(shè)置された充電設(shè)備の料金は比較的安く、無料の場合もある。
北京市大興區(qū)瀛旭巷の道路脇では、街燈のポール2本に充電機能が備え付けられていた。そのスマート街燈ポールは普通の街燈のポールと同じで、色はグレー、LEDライトが採用されている。違いといえば、ポールの下部に第三者企業(yè)が運営するチャージスポットがあり、シェアリングモバイルバッテリー4個分のスロットが設(shè)置されている點だ。うち1個のスロットはバッテリーが貸し出し中で空になっていた。QRコードをスキャンしてみると、1時間當(dāng)たりの料金は3元(1元は約21.5円)だった。近くのショッピング施設(shè)に設(shè)置されている同じブランドのシェアリングモバイルバッテリーと比べると、1元安かった。
設(shè)置した會社によると、現(xiàn)時點で、シェアリングモバイルバッテリーは設(shè)置場所の分布が偏っており、使用が不便というのが課題。それを解決すべく、モバイルバッテリーのメーカーと防水?耐火?耐高溫性の高いスマートモバイルバッテリーを共同開発し、スマート街燈ポールの外部に取り付けて、市民が簡単に使用できるようにしたという?,F(xiàn)時點では、北京の経済開発區(qū)で、街燈の外部に取り付けるタイプと、內(nèi)部に埋め込むタイプのモバイルバッテリーの設(shè)置を既に始めているという。
東城區(qū)北橋灣街と東珠市口北路の交差點の北西にある街燈は、ポールの下部にワイヤレス充電器が設(shè)置され、市民が無料で充電できるようになっていた。この充電器は、スマホを充電器に接觸させるだけで充電ができる。
國家電網(wǎng)北京城區(qū)供電公司の職員によると、このスマート街燈ポールは、電力會社が市民に便利な生活を提供する「草廠オール電化モデルエリア」建設(shè)の一環(huán)で、電力會社が運営と管理を擔(dān)當(dāng)している?!弗攻蕞`ト街燈ポールは電力會社が資金を出して設(shè)置し、スマホの充電は無料。どのメーカー、どの型番のスマホでも充電できる。ただ、急速充電機能はまだない」という。
住民の袁さんは、「街燈の下で充電できるようになったことを知って、すぐに親戚や友人に伝えた。道端で充電できるようになってとても便利。充電できる場所を探し回る必要はなくなった」と喜ぶ。
北京市が発表した「多機能街燈設(shè)置?管理規(guī)範(fàn)」は、高さ2.5メートル以下の場所に取り付け型の充電用USBアダプター、呼出ボタン、タッチスクリーンなどの設(shè)備を設(shè)置することができるとしている。今後は、さらに多くの機能を備えた街燈ポールがどんどん登場していくだろう。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2025年1月15日
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