26億人の巨大消費市場! 大手が続々とスマートグラス開発に乗り出す
スマートグラスをかけたエンジニアが、グラスに浮かび上がる原稿を見ながらスピーチする動畫が最近、中國で大きな話題となっている。新しい人工知能(AI)の技術が駆使され、スマートグラスの機能もより多様になっている。例えば、講習を聞いている時のリアルタイム言語翻訳表示やメモ、道路を走行している時のナビの表示と道路情報のチェック、料理をしている時のレシピ検索や表示、さらにはデリバリーの注文など、オフィスや學習、娯楽などさまざまな消費シーンをカバーするようになっている。
統(tǒng)計によると、2024年、世界で販売されたスマートグラスは298萬3000本だった。今年は、市場が爆発的成長を遂げ、販売數(shù)は前年の5倍以上になり、市場は1000億元(1元は約20.6円)規(guī)模に達すると見込まれている。市場が急激に拡大しているのを受け、アップルやグーグル、華為(ファーウェイ)、小米(シャオミ)を含む中國國內外のメーカー40社以上がスマートグラスの開発に取り組んでおり、その製品は50種類以上に達する見込みだ。
その他、AIの機能を普通のメガネに搭載して、スマート體験を実現(xiàn)することもでき、多くのテクノロジー企業(yè)が従來型のメガネメーカーとの連攜を強化するようになっている 。
北京のある近視用メガネ販売店に足を運ぶと、店內の目立つ位置にスマートグラスが並べられ、多くの消費者が関心を寄せていた。その外観は従來型のメガネを変わらないものの、フレームにチップやスピーカーといった部品が搭載され、音楽を聴いたり、ナビを利用したりする機能が実現(xiàn)していた。
専門家は、「現(xiàn)在、スマートグラスは、技術の模索から商品化へとシフトする急速な発展段階に突入している。今後は、醫(yī)療や工業(yè)、教育といったさまざまな分野で幅広く応用されるようになるだろう」と予想している。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年3月3日
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