顔燕さん（43、女性）はセメント工場を辭めて、月嫂（出産後の母子の世話をする専門の家政婦）になって約10年になる。月収はなんと2萬8800元（約49萬円）。北京の平均月収の約5倍だ。しかし、高収入の陰で、月嫂は多くの苦労を経験している。顔さんはこれまでに、雇い主からクレームを出されたことも、途中で契約を切られたことも、個人的な用事で休みを取ったこともない。顔さんが教えてくれる、授乳や育児の仕方は、新ママのバイブルになっている。

　【北京、家政婦で月50萬稼ぐ女性】顔さんは、1カ月に26日働いて、収入は2萬8800元。普通の月嫂は1年に7-8件の雇い主にサービスを提供するところ、顔さんは14件だ。既に2015年5月まで予約が詰まっている。中には、北京で不動産を購入する際の頭金を支払うことや、顔さんの娘の就職先を見つけることなどを條件に、引き続き家政婦として働くことを求める顧い主もいるという。
[1] [2] [3] [4] [5]