中國初の地震予警報地方基準(zhǔn)「成都市地震予警報システムモニタリングステーション建設(shè)マニュアル」が、24日に審査に合格した。同マニュアルでは、設(shè)置場所や設(shè)備?取り付けなどを巡り、15キロ間隔の設(shè)置、通信遅延時間は1秒以內(nèi)など、具體的な指標(biāo)が示された?？萍既請螭瑏护à俊?br>
　同マニュアルは地震予警報、地震予警報モニタリング機器、地震予警報システムモニタリングステーションについて、初めて明確に定義付けた。そのうち「地震予警報」は、地震波を上回る電波の速度、橫波を上回る縦波の速度という原理を利用し、橫波到達前に目標(biāo)に対して警告を発し、地震による災(zāi)害を減らす技術(shù)とされた。上述した目的を?qū)g現(xiàn)するため配置される地震予警報モニタリング機器、および関連設(shè)備やその場所が、「予警報モニタリングステーション」となる。

　予警報の正確性を確保し、誤報による不必要な損失を減らすため、同マニュアルは次のように規(guī)定した。

　?モニタリングステーションは、大型のモーター、ポンプステーション、パイプラインなどの震動干渉源、および発電所や高圧変電所などの電磁干渉源を回避しなければならない。

　?モニタリングステーションは地震の斷層から200メートル以上離れた場所に設(shè)置する。

　?モニタリングステーションは、15キロ以上の間隔をあけ均等に配置し、潛在的な震源地、強い地震が発生する地域への設(shè)置密度を高める。

　?モニタリングステーションは、電源や通信回線用避雷器などを必ず取り付ける。

　地震予警報は1秒の遅れでも多くの命に影響を及ぼす。同マニュアルはステーション內(nèi)の地震モニタリンク機器に対しても、「反応速度」の指標(biāo)を設(shè)定した。これには有線ネットワーク?モバイル通信ネットワーク、データ遠距離自動レジューム、遠距離自動データ補正などが含まれる。3つのルートからのデータ収拾を確保し、內(nèi)部の時計の誤差を30ミリ秒以內(nèi)に、通信遅延時間を1秒以內(nèi)とすることが要求された。

　成都市は昨年、國內(nèi)初の都市地震予警報システムを構(gòu)築した。同システムが採用した「ICL地震予警報システム」は國內(nèi)の11の省?直轄市、56萬平方キロ內(nèi)のカバーを?qū)g現(xiàn)している。同基準(zhǔn)はまた、成都市防震減災(zāi)局および技術(shù)提供者の成都ハイテク減災(zāi)研究所が、大量の地震予警報技術(shù)の研究および試験に基づき制定したものだ。成都市防震減災(zāi)局副局長の徐水森氏は、「地震予警報システムには、予警報モニタリング、予警報情報の発表、情報収集などの技術(shù)が含まれる。成都市は現(xiàn)在、地震予警報情報の発表基準(zhǔn)、各業(yè)界での応用基準(zhǔn)などの制定を検討しており、地震予警報基準(zhǔn)體制を構(gòu)築しようとしている」と語った。（編集YF）

　「人民網(wǎng)日本語版」2013年12月30日