山西省児童病院の病室では21日、娘に口移しで食事を與える王志華さんの姿が見(jiàn)られた。父親がまだ咀嚼し終わらないうちに大きな口を開(kāi)ける娘は、まるで餌を待っているひな鳥(niǎo)のようだ。新華社が伝えた。
山西省左権県沢城村に住む王志華さんは「食事を食べさせるお父さん」と呼ばれている。3歳になる娘の王可然ちゃんは「噴門(mén)弛緩癥」という珍しい病気にかかっている。2012年から王可然ちゃんは嘔吐し始め、その後ますます癥狀は深刻になった。栄養(yǎng)不足のため歯も次々に抜け落ち、噛んで食事をすることができなくなった。娘にものを食べさせるために王志華さんは、食べ物を噛んで柔らかくした上で口移しで娘に食べさせるようになった。娘は何度も吐くため、こうした食事の仕方を毎日何度も繰り返さなければならず、王志華さんは500日以上も毎日同じように娘を世話している。王志華さんは、娘が一口でも多く食べることができるなら、自分はどんなに苦労してもよいと語(yǔ)る。
王志華さんの妻は2012年に何も言わずに姿を消し、この家族にさらなる打撃を與えた。治療のお金がないため王可然ちゃんの病情は悪化し、胃がひどく縮み、體重はわずか7キロしかない。王志華さんは、娘を一生世話するのが自分の責(zé)任だとして、わずかしか希望がないとしても諦めないと語(yǔ)っている。(編集YH)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年5月23日
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