毎日朝7時(shí)に曹俊來さん(46)は自転車に乗って広さ6平方メートルの賃貸の部屋を出発し、車隊(duì)に出勤する。仕事を始める前にやる最初の事は、自分の三輪車「0052號」をきれいに磨いて、タイヤに空気を入れることだ。それから11時(shí)間の間、什剎海観光ガイドを手に観光客を呼び込み、観光客をつれて昔ながらの北京の胡同や恭王府、後海などの観光地をめぐるのが彼の仕事。新華社が伝えた。
2005年、失業(yè)した曹俊來さんは家族を養(yǎng)うため、故郷の河南省平頂山を単身離れた。英語に自信のある彼はチャンスを求めて北京へ來て、什剎海の三輪車車夫になった。
仕事の苦労について曹俊來さんは語る?!溉嗆嚖蠌?qiáng)風(fēng)や雨、酷暑や極寒に耐えなければならず、忙しい時(shí)には1日に20人以上のお客を乗せ、晝食を食べる時(shí)間もない。この仕事は大変で疲れるが、毎月4000~5000元稼ぐことができ、しかも好きな英語を使うことができるから、満足だ」。
9年にわたり、曹俊來さんは仕事の合間をぬって英語や什剎海の歴史?風(fēng)習(xí)を?qū)Wんできた。彼にとって、三輪車車夫は単なる肉體労働ではなく、胡同の生きた「名刺」だ。絶えず學(xué)んで能力を向上して初めて、中國文化を世界各地から訪れる観光客に紹介できるのだ。(編集YH)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年9月24日
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