國務院の李克強総理とドイツのメルケル首相は現(xiàn)地時間10日午後、ベルリンで開かれた第3回中獨政府協(xié)議の共同議長を務めた。協(xié)議には両國政府の閣僚級高官26人が出席した。人民日報が伝えた。

　李総理は、「中國は、ドイツとの経済貿(mào)易?投資協(xié)力を深め、技術協(xié)力を強めることを望む。また、ドイツが中國に対してより多くのハイテク製品を輸出し、ドイツでの中國企業(yè)の投資に対して便宜を図ることを望んでいる。両國は今後も、電気自動車、航空?宇宙などの製造業(yè)での協(xié)力を引き続き推し進め、産業(yè)?技術のアップグレードを推進して行く必要がある。また、マクロ経済政策面での協(xié)調(diào)を強め、中獨ハイレベル財務?金融対話の役割を十分に発揮させ、人民元の歐州でのオフショア事業(yè)を推進していく。ドイツ側(cè)が、在ドイツ中國系銀行への監(jiān)督管理が厳しすぎるといった問題を早急に解決することを望む。このほか、『シルクロード経済ベルト』の建設をきっかけとして、インフラ建設協(xié)力を強め、中國と歐州を結ぶ國際貨物列車の潛在力を十分に発掘し、陸の貿(mào)易回廊を開拓していく」と指摘した。

　李総理はまた、「中國は、ドイツが中國とEUの投資協(xié)定締結に向けた交渉を支持したことについて歓迎の意を示す。ドイツが中國とEUのFTAフィージビリティスタディを支持し、EUのハイテク製品の対中輸出緩和を推進することを望む。雙方は協(xié)調(diào)?協(xié)力を強め、世界経済の開放性を共に維持し、世界貿(mào)易の自由化を推進していかなければならない」とした。

　メルケル首相は「ドイツは中國との協(xié)力分野を広げ、協(xié)力規(guī)模を拡大し、互いに利益をもたらす革新的なパートナーシップを発展させることを望んでいる。また、経済貿(mào)易、投資、工業(yè)、農(nóng)業(yè)、科學技術、金融、インフラ建設、人的?文化などの分野での協(xié)力を深化させ、國際?地域問題において協(xié)調(diào)?協(xié)力を密にしていくことを望む」と表明した。

　協(xié)議後、雙方は政府間協(xié)力文書やビジネス契約の調(diào)印式に立ち會った。今回の李総理のドイツ訪問中、両國が調(diào)印する2國間貿(mào)易?相互投資、技術協(xié)力協(xié)定の総額は計181億ドルに達する。（編集SN）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年10月11日