中國(guó)中央テレビ局(CCTV)の番組で最近、重さ100キロのミサイルを擔(dān)げるようになるため、體重が15キロ増えることもいとわない広東省広州軍區(qū)第41集団軍の防空部隊(duì)の女性兵士が紹介された。彼女たちはさわやかでスリムな女の子から、腕の太いマッチョウーマンへと変身している。人民網(wǎng)が報(bào)じた。

30キロから63キロの重さの各種照準(zhǔn)器、82キロのケーブルリールなどを肩に擔(dān)いで運(yùn)ぶため、女性兵士達(dá)は多大な苦労を経験している。例えば、王蕓さんによると、兵器の中でも一番重いのがミサイルで、1本當(dāng)たり100キロ以上あるという。自動(dòng)裝填裝置もあるものの、4人の女性兵士で擔(dān)がなければならない時(shí)もあり、かかる負(fù)擔(dān)は1人當(dāng)たり30キロ以上になる。

體質(zhì)強(qiáng)化のため、元々細(xì)い女性兵士同士は、一緒に體重を増やし體を強(qiáng)くしようと勵(lì)まし合っているという。劉卓瑩さんは、「毎食、無(wú)理してでもたくさん食べるようにしている。1食當(dāng)たりの量は、家にいる時(shí)の1日の量に相當(dāng)する。腕立て伏せや鉄アレイを使ったトレーニングなども頑張っている」とその苦労を語(yǔ)る。

劉さんによると、入隊(duì)前は約51キロだった體重が、今では約65キロまで増えたという。「前なら1キロ太っただけでも涙を流して泣いていたのに、今では、ミサイルを擔(dān)ぐことができ、體力を強(qiáng)化できるなら、體重が15キロ増えてもいいと思うようになった」と劉さん。

スリムな女の子から、腕の太いマッチョウーマンへと変身した女性兵士。さわやかさという點(diǎn)ではもちろん以前に劣るものの、強(qiáng)い體となり、兵器の操作はスムーズにできるようになる。初めは女性兵士の訓(xùn)練を行うのは男性兵士。しかし、訓(xùn)練が進(jìn)むと、女性兵士が男性兵士と対等に訓(xùn)練を受けるようになる。

防空部隊(duì)の武易斌?隊(duì)長(zhǎng)は、「女性兵士はよく頑張っており、進(jìn)歩が速い。以前は、女性兵士は少し大目に見(jiàn)なければならないと思っていたが、今は違う。彼女たちは男性兵士と対等に勝負(fù)することもいとわない」と稱賛している。

苦しく、たいへんな訓(xùn)練であるものの、女性兵士達(dá)から聞こえるさわやかな笑い聲には、自信があふれており、絶対に負(fù)けないといい気持ちが伝わってくる。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年3月23日