「メモリーFirst Time」などで知られる韓延(ハン?イエン)監(jiān)督は、このほど北京で、漫畫家の故?熊頓(ション?ドゥン)氏の闘病記を映畫化したハートウォーミング?コメディ「出ていけよ、腫瘍君!」(原題:滾蛋吧!腫瘤君)が8月13日に公開されることを明らかにした。主演を務めるのは、「失戀33天」でブレイクした中國の若手人気女優(yōu)の白百何(バイ?バイホー)と香港出身の呉彥祖(ダニエル?ウー)。人民日報海外版が伝えた。
熊頓氏は、2012年、自らの闘病生活を主題にした漫畫作品、「出ていけよ、腫瘍君!ガンと闘った記録と病院日記」をネット上に発表した。明るい色彩や躍動感溢れるタッチに、自身の醜さをさらけ出すことを恐れない、自分を落として笑う自虐スタイルで、入院生活における悲喜こもごもをユーモアたっぷりに描いた熊頓氏さんは、「最も面白いガン闘病漫畫家」と稱されて人気を博した。
2012年8月に熊頓氏の闘病漫畫をまとめた単行本「出ていけよ、腫瘍君!」が出版された。同作品の発行部數(shù)はこれまでに計100萬部を超えている。熊頓氏は生前、「出ていけよ、腫瘍君!」を映畫化することを望んでいたという。韓延監(jiān)督は、自身が同作品の熱烈なファンだったことを認め、「この映畫が完成したことは、熊頓氏の遺志が遂げられたことを意味する。熊頓氏がみんなを勵まし続けることを希望している」と語った。
映畫では、白百何が漫畫家熊頓氏に扮しており、呉彥祖とタッグを組んで、トホホな出來事が連発する、苦しくも笑いに満ちた闘病の旅を演じている。韓延監(jiān)督は、この物語をハートウォーミング?コメディのスタイルで撮影したと語る?!感茴D氏は作り上げられたヒーローではない。かつて、私たちの身の回りで生活をしていた一般の人だからこそ、物語はよりリアルで、人を感動させる力を持っている」と語った。(編集MZ)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年4月7日
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