158日間に渡る吹雪と高波による洗禮と試練を乗り越え、中國第32次南極科學(xué)観測隊は12日、予定されていた観測任務(wù)を完遂し、極地科學(xué)観測船「雪竜號」に乗り、上海にある極地観測國內(nèi)母港に帰還した?？萍既請螭瑏护à俊?/p>

中國第32次南極科學(xué)観測隊は昨年11月7日に上海を出港し、豪フリーマントルを経由し中國の南極中山基地に到著した。反時計回りに南極大陸沖を航行し、ウェッデル海の南極海調(diào)査エリア、長城基地、チリのプンタ?アレーナス、米マクマード基地、豪キャシー基地を経由し中山基地に戻り、豪フリーマントルを経由し帰國した。計158日、約3萬カイリの航行となった。

中國初の極地専用固定翼機「雪鷹601」は昨年11月22日にプンタ?アレーナスから南極入りし、今年2月3日に中山基地を離れた。

崑崙基地チームとグローブ山チームは11臺の大型雪上車、40數(shù)臺の橇からなる內(nèi)陸氷床車隊を結(jié)成し、昨年12月15日に中山基地を出発した。それぞれ崑崙基地とグローブ山に到著し、観測?作業(yè)任務(wù)を遂行したあと泰山基地で合流し、2月7日に中山基地に帰還した。

中國第32次南極科學(xué)観測は、45件の科學(xué)観測プロジェクト、30件の後方支援?建設(shè)プロジェクトを完了した。多くの成果を手にし、中國の南極における國際的な影響力を高めた。雪鷹601の南極試験飛行成功は、中國が南極の航空観測時代に入ったことを象徴する。雪竜號は反時計回りで再び南極一周に成功し、中國の船舶による地球最南端到達記録を樹立した。帰港時には偏西風(fēng)帯のハード島で風(fēng)を避け、中國極地航海技術(shù)の新たな進展を?qū)g現(xiàn)した。今回の南極海の調(diào)査は従來と比べ、流氷による影響が最も少なく、専門家によるチームワークが最高で、作業(yè)範(fàn)囲が最も広く、観測航路が最長となった。調(diào)査內(nèi)容は最も系統(tǒng)的で、サンプルとデータの質(zhì)も高かった。多くの新しい発見があり、一連の重要な進展は南極海総合環(huán)境観測活動および先進科學(xué)研究を支える。內(nèi)陸隊は再び氷床の頂上に到達した。崑崙基地のメインルームの入居と使用が始まり、すべての設(shè)備が安定的に稼働した。極地観測技術(shù)?裝備の獨自開発と応用が急速に発展した。國産裝備が次々と南極に登場し、過酷な環(huán)境下における支援技術(shù)が急速に発展し、大きな効果と成果が得られた。

第32次南極科學(xué)観測隊の33人の越冬隊員は、現(xiàn)在も長城基地と中山基地を守っている。彼らは今後1年に渡り、気象?生態(tài)?オーロラなどの科學(xué)観測研究と後方支援を行う。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年4月13日