ナンキョクオキアミ(資料寫真)
中國南極科學(xué)観測隊(duì)が具體的にどのような科學(xué)研究を行っているのか、一般人には明らかにされないことが多い。しかし、春節(jié)(舊正月)前に「南極の極端な環(huán)境下での溫室による野菜生産」の成果が報告されたことに続き、3月28日にも中國第31次南極科學(xué)観測隊(duì)の新たな成果が発表された。中國のナンキョクオキアミ産業(yè)は、4年余りの急速な発展を経て無から有に変わり、捕獲から加工に至る産業(yè)チェーンを形成した。ナンキョクオキアミが中國の一般家庭の食卓に上がる日も、遠(yuǎn)くはないかもしれない。新華網(wǎng)が伝えた。
中國水産科學(xué)研究院東海水産研究所、中國科學(xué)院海洋研究所、中國海洋大學(xué)などでつくる南極周辺海域オキアミ等生物資源調(diào)査?評価プロジェクトチームは、中國が南極に持つ中山基地付近のプリッツ灣で、ナンキョクオキアミ資源の音響畫像データの収集と15ヶ所の底引き漁を行った。
中國水産科學(xué)研究院東海水産研究所の李霊智氏は、「ナンキョクオキアミは地球上で発見されている生物のうち量が最大の単一種で、少なく見積もっても數(shù)億トンに達(dá)する。ナンキョクオキアミは南極海の食物連鎖の中心に位置し、クジラ、アザラシ、ペンギンなどの動物の主要な食物だ。世界漁業(yè)資源が減少を続ける中、ナンキョクオキアミは未來の人類にとって、最大のタンパク質(zhì)源になるかもしれない」と述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年3月31日
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