24日は初の「中國宇宙の日」だ。國務院の批準を経て、2016年から毎年4月24日が「中國宇宙の日」と定められた。なぜこの日を「中國宇宙の日」と呼ぶのか、「中國宇宙の日」を設立する目的は?
中國初の人工衛(wèi)星「東方紅1號」が1970年4月24日に打ち上げられ、中國人による宇宙の神秘の探査、宇宙の平和的な利用、人類への貢獻の幕開けとなった。國務院は今年3月、2016年より毎年4月24日を「中國宇宙の日」とすることを承認した。中國工業(yè)?情報化部(?。└辈块L、國家國防科技工業(yè)局局長、國家航天局(宇宙局)局長の許達哲氏は、「一つ目の節(jié)目という、時代を切り開く礎となる日を中國宇宙の日とすることには、代表的?記念的な意味合いがある」と話した。>>>詳細へ
◆中國宇宙事業(yè)の精神を受け継ぐ
◆中國の力を一つに集約
◆イノベーション文化を育む
◆開放と共有を促進
許達哲氏は、「宇宙事業(yè)は複雑な大事業(yè)であり、世界との協(xié)力、特に大國との協(xié)力が必要だ。中國宇宙の日は世界が中國の宇宙事業(yè)を理解する窓口となる。中國もこれを契機とし、世界の同業(yè)者との協(xié)力を強化していく」と話し、「2020年頃には、有人宇宙飛行事業(yè)、月探査、北斗測位システム、高分解能観測など、既存の重大科學技術特別プロジェクトを完了する。2025年頃には、國家民間用宇宙インフラを全面的に整備し、宇宙情報の応用の規(guī)模化?実用化?産業(yè)化の発展を促す。2030年には全體的な飛躍を?qū)g現(xiàn)し、宇宙強國の仲間入りを果たし、宇宙の夢により中國の夢を後押しする」と話した。
4月24日、初の「中國宇宙の日」を迎えるにあたり、習近平中共中央総書記(國家主席、中央軍事委員會主席)は重要指示を発表した。習主席は、この60年間にわたり、宇宙事業(yè)の発展に貢獻してきた関係者たちに敬意を表明した上で、「宇宙科學技術従事者は、戦略的チャンスをしっかりとつかみ、革新駆動型発展を堅持し、科學技術の最高峰を果敢に目指し、中國宇宙事業(yè)の歴史に新たなページを刻み、國家発展と人類の福祉の増進により一層貢獻しなければならない」と強調(diào)した。>>>詳細へ
24日、全國各地では多種多様な科學知識普及?教育イベントが催された??茖W知識普及講座や宇宙事業(yè)関連製品の展示を通じて、人々に宇宙科學研究の成果を公開し、宇宙関連知識の普及を促進した。
「宇宙の夢、中國の夢」をテーマとする宇宙日イベントが、中國航天科技集団公司第五研究院天津基地で開催された。浜海新區(qū)の100人余りの教職員及び生徒代表が、宇宙事業(yè)成果寫真展と宇宙船の模型を見學した。首都師範大學付屬雲(yún)崗中學の生徒が、中國航天科技集団公司第十一研究院が開発した無人機シリーズ「彩虹」を見學した。>>>詳細へ
初の「中國宇宙日」を祝う際、ほとんどの人は自分たちの生活からかけ離れた応用例を思い浮かべていることだろう。しかし実際は、中國宇宙事業(yè)の成果は経済および社會の発展に関する各分野で広く活用されている?!父叻帧埂革L雲(yún)」「海洋」「資源」を始めとする地球観測衛(wèi)星は、農(nóng)業(yè)、林業(yè)、國土、測量、水利、住宅建設、環(huán)境保護、減災、交通、気象、海洋などの分野で広く活用されている。
また、宇宙技術は一般の人々の衣食住にまで進出している。おむつや乾燥野菜、ナビゲーション?システムなどはいずれも宇宙技術と密接な関係にある。>>>詳細へ
中國航天科技集団第五研究院の王中陽報道官は、中國宇宙事業(yè)の今後5年間の見どころについて次のように語った。
2016年には宇宙実験室?「天宮2號」と有人宇宙船?「神舟11號」を打ち上げる。>>>詳細へ
2017年には補給船?天舟1號を打ち上げ、宇宙実験室?天宮2號とドッキングさせる。>>>詳細へ
2018年頃には宇宙ステーションのメインモジュール?「天和1號」の開発と打ち上げを完了する。
2017年に月探査機「嫦娥5號」が打ち上げられ、月のサンプル?yún)Ъ驅(qū)g施し地球に帰還する。>>>詳細へ
2018年に月探査機「嫦娥4號」を打ち上げ、世界初の月裏面での軟著陸を?qū)g現(xiàn)する。>>>詳細へ
2020年に火星探査機を打ち上げ、「周回?著陸?探査」という目標を著実に実現(xiàn)する。>>>詳細へ
「高分6號」「高分7號」など5基の衛(wèi)星を打ち上げ、高宇宙分解能、高時間分解能、高スペクトル分解能の観測を?qū)g現(xiàn)する。
2016年に中國初の宇宙天文衛(wèi)星、硬X線変調(diào)望遠鏡衛(wèi)星およびX線パルサー航行衛(wèi)星を打ち上げる。
中國は2020年頃に北斗2號グローバルネットワークシステムを構築し、世界のユーザーに高品質(zhì)サービスを提供する能力を形成する。>>>詳細へ
(編集SC)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年4月25日
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