上海発祥の「もっとも美しい書店」鍾書閣がこのほど、浙江省杭州市に開業(yè)するとすぐに微信（WeChat）、ネット、公式アカウントで閲覧され、大勢(shì)の市民が現(xiàn)場(chǎng)に押し寄せ、実際の書店も再び大人気になった。

面積1000平方メートルのこの書店は収蔵する書籍のジャンルは1萬(wàn)2000種類近く、収蔵書籍?dāng)?shù)は4萬(wàn)冊(cè)近くを誇る。森林エリア、長(zhǎng)い廊下での閲覧エリア、閲覧ホール、児童館の4つのエリアで構(gòu)成され、室內(nèi)のデザインは鍾書閣獨(dú)自の特徴を呈しており、ミラーで覆われた天井が空間に対稱性と神秘性を持たせることでまばゆいばかりにファンタジックな色彩にあふれている。

書店全體はセレブの雰囲気いっぱいで、現(xiàn)代の若者のニーズを満足させるだけでなく、店內(nèi)の200平方メートルを超える児童書エリアもあり、子供たちの関心を集めている。メリーゴーランド、ジェットコースター、海賊船や熱気球など童話の世界を再現(xiàn)している。同書店杭州店の呉佳店長(zhǎng)は取材に対し、「長(zhǎng)い歴史を誇る杭州は、豊かな文化が深く浸透しており、大きな読者層を持っている。書店の內(nèi)と外をともに磨き、まず各年齢層の客を「顔面偏差値」で引き付け、さらににサービスと文化的な雰囲気で彼らをとどめる」と話す。

科學(xué)技術(shù)の向上に伴って、本や新聞がだんだんとネットでの閲覧に取って代わり、実際の書店も衰退してきた。呉店長(zhǎng)は、「現(xiàn)代社會(huì)における読者層は依然としてなりを潛めているだけだ。鍾書閣は環(huán)境、読書、サービス全てを良い狀態(tài)に整え、読者に読書の記憶を呼び覚まし、読書の楽しさをもう一度味わってほしい」と語(yǔ)る。（編集JK)

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年4月26日