日本の料理は今や中國でごく身近で親しみのある外國料理となっており、特に健康志向の強まる中國人の間で人気のある料理となっている。鉄板焼きやラーメンなどを含めれば北京市內(nèi)に100軒を超える日本料理店があるとされるが、今回は數(shù)ある店舗の中でも、北京建國門エリアに位置する高級日本料理店「旬彩」で、料理長を10年務(wù)める中谷雄一さんをご紹介したい。(奈良県出身、中國滯在歴11年)
中谷さんはかつて都ホテル大阪(現(xiàn)シェラトン都ホテル)や北京ニュー大谷(長富宮飯店)など一流ホテルで修業(yè)を積んだ。その後一次帰國するもある中國人実業(yè)家の誘いを受けたことがきっかけで2004年に再び北京を訪れ、今日までの10年間日本料理店「旬彩」で料理長を務(wù)める?!副本─膝鹰肴氦à羴Kび、地下鉄が増え、中國の発展を象徴する都市になった。中國人の日本料理に対する見方も、當初の『どうやら美味しいらしいから食べてみよう』といった興味本位や物珍しさだったのが、『日本料理は美味しい』と味を分かって食べに來る人が非常に増えた」と、この10年の街や人の目まぐるしい変化を振り返る。日本留學(xué)経験や日本観光から帰った若者が、中國でも美味しい日本料理を食べたいと店を訪れ、來店客の年齢層も接待利用を主とする中年層から個人消費の若者へと拡大している。健康志向の中國人が増え、日本人の平均壽命が世界的に高いことも日本料理が注目される理由の一つになっているという。大使館街に位置することから、各國大使や高官が訪れることも多々ある。こうした人々に本場の「和の味」を10年提供し続けてきた中谷さんだが、獨自の発展を遂げてきた日本料理も、「數(shù)千年という悠久の歴史を中國と深く共有してきたこそ今の日本料理の発展がある」と、中國で料理人をしながら改めて中國文化と日本料理との繋がりを感じている。
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